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「風、薫る」6/10第53回【見所とネタバレ】記事第2弾が世論動かすシマケン(佐野晶哉)セツと対面へ

「風、薫る」6/10第53回【見所とネタバレ】記事第2弾が世論動かすシマケン(佐野晶哉)セツと対面へ

女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合など)の第53回が10日に放送される。

朝ドラ「風、薫る」第53回(6月10日放送予定)見所

「シマケン」こと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉)が書いた新聞記事の第2弾は、多くの人々の心を動かした。回復に向かう女郎の魚住セツ(村上穂乃佳)に、りんと直美は安心する一方、気持ちは複雑だ。

そんなある日、シマケンが病院にやってきて、りんに「セツに会わせてほしい」と頼み込む。

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直美の熱心な看病を受け、夕凪は「魚住セツ」という本名を明かす。セツを救いたいりんは廃娼運動の記事を掲載した新聞社を訪ねるが、編集長の綿貫正平(小松和重)から、自分から遊郭に申し出て廃業できた女郎がほとんどいないという厳しい現実を知らされる。

そんななか、新聞にセツの心中を美化した記事が掲載される。名前が変えられているが、読む人が読めばセツだと分かる内容で、りんは女郎屋の主人・権田巳三郎(梅垣義明)が読めばセツはひどい目に遭うに違いないと考え、責任を感じた。病院側もこの記事を把握。りんと直美を呼び出し、患者の話を外に漏らしていないか確認し、そんなことをすれば病院にいられなくなると釘を刺した。看護担当教師のバーンズ(エマ・ハワード)は帝都医大病院との間で、見習生が養成所を卒業したらそのまま病院に就職できるように話を進めていたため、うまくやるよう、りんたちに指導した。

夕方、りんは記事の件を相談しに「瑞穂屋」の清水卯三郎(坂東彌十郎)を訪ねた。そこにシマケンもいて、その記事は自分が書いたと告白した。「新聞には、文字には力がある、世間に夕凪さんのことを知らせたら、きっと…」というシマケンにりんは「きっとどうなるんですか? 夕凪さんはもっとひどいことになるかもしれないんですよ。いいえ、きっとそうなります」と反発。卯三郎は、りんを助けようとしただけだとシマケンをフォローするが、りんは「助けたいんです!」と語気を強め「失礼します」と頭を下げ、店を出ていった。シマケンはただその場に立ち尽くすことしかできなかった。

記事を知ったセツは好奇の目とかわいそうな女郎として消費される現実に「こりゃ、いよいよ前にも後ろにも進めなくなった」と深い絶望をにじませ、ますます心を閉ざしていった。

その後、りんの懸念に反して多くの新聞読者がセツに同情。病室には花や菓子折りなどが続々と届くようになったが、世間から非難を浴びた権田が病室へ乗り込み、「休みは充分くれてやったはずだ」と言ってまだ体調の戻らないセツを強引に連れ戻そうとした。必死に抵抗する直美に、柳田しのぶ(木越明)や泉喜代(菊池亜希子)、玉田多江(生田絵梨花)、工藤トメ(原嶋凛)の同期が協力。白熱の演技で権田を追い返した。また、内科助教授の坂田幸作(金井勇太)も世間の流れに乗り、セツに高価な氷を出すことを許してくれた。直美は、セツが退院しても再び遊郭に戻るしかないことを想像し、自分たちがやっていることは助けにはならないのではないかと戸惑うが、りんはそれでも自分たちの仕事はセツを回復させることだと言い聞かせた。セツは相変わらず生きることに後ろ向きだったが、りんは脱水症を防ぐために辛抱強く水を勧めるなど、熱心な看病を続けた。

シマケンは綿貫に呼び出され、記事の「つづき」を書くよう求められていた。綿貫は「さすが小説家志望」とシマケンを持ち上げるが、シマケンの気は乗らない。綿貫は「社会に遊郭の歪さを訴えることが肝要だ。怖いのか?」と説得し、「いざ、自分の書いた文字で人が社会が動き出したら怖くなった。誠実な文学青年は。こんな記事1つ書けずに書けんのか? 小説が。お前って人間、さらけ出すんだろ?」と迫った。シマケンはそっと拳を握った。

頑なだったセツが少しずつ心を開き始め、直美に「あんたの仕事も大変だね…。いい患者ばっかりじゃないだろ。私みたいな腹立つのもいるだろうし」と、初めて労うような言葉をかける。氷嚢の氷を入れ替えながら、2人は身の上を語り合った。直美は、自分の母も「夕凪」という女郎だったことを明かし、乳飲み子の頃に捨てられことを説明。「会ってみたいか?」というセツに、「一遍生まれちゃったら、生まれる前に勝手に決まってた掟の中で生きてかなきゃなんない。みなしごは白い目で見られる。女がまともに働ける仕事はない。女の髪は長くなきゃおかしい」と述べ、「どんな親でも産んでくれたんだからありがたいと思えなんてきれいごと。子を産めばすべて帳消しなんて、とても私には…」と答えた。セツは、そんな直美に、たいていの女郎は子は産まないものだと教えた。

その頃、シマケンは熱心に筆を動かし…。

配信元: iza!

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