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「大腸がん」の”ステージ別の生存率”はご存じですか?ステージを決める指標も医師が解説!

「大腸がん」の”ステージ別の生存率”はご存じですか?ステージを決める指標も医師が解説!

大腸がんのステージとステージごとの生存率

大腸がんのステージとステージごとの5年生存率について解説します。

ステージ0

ステージ0の大腸がんは、がんが大腸の最も内側の層、すなわち粘膜に限局している状態を指します。この段階ではがんはまだ初期であり、周囲の組織やリンパ節、遠隔部位への転移はありません。このステージの大腸がんは治療可能な段階であり、高い生存率を示します。

ステージ1

ステージ1の大腸がんは、がんが粘膜を超えて固有筋層まで進行しているが、それ以上の深部への侵入やリンパ節または遠隔への転移がない状態を指します。このステージでの5年生存率は92.3%となっています。ステージ1の大腸がんは手術によるがんの除去が中心となり、この段階での治療成功率は高いといわれています。

ステージ2

ステージ2の大腸がんは、がんが固有筋層を超えて、大腸の周囲に広がっている状態を指します。この段階では、がんはまだリンパ節や他の遠隔部位へは転移していません。ステージ2の大腸がんの5年生存率は85.5%となっています。
早期に適切な治療を受けることで引き続き良好な治療成果が期待できるステージです。

ステージ3

ステージ3の大腸がんは、がんの到達の深さに関わらずリンパ節に転移している状態を指します。ステージ3の場合、がんは大腸からリンパ節に広がっており、5年生存率は75.5%となります。

ステージ4

ステージ4の大腸がんは、がんが肺、肝臓、腹膜などの他の遠隔臓器に転移し進行した状態を指します。このステージでは、がんは原発部位から離れた別の部位へと広がっているため、治療が複雑になります。ステージ4の大腸がんの5年生存率は18.3%とされており、これは大腸がんの中で最も予後が不良な段階です。

大腸がんについてよくある質問

ここまで大腸がんを紹介しました。ここでは大腸がんについてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

大腸がんの代表的な症状はどのようなものですか?

中路 幸之助(医師)

大腸がんの代表的な症状は下記のとおりです。血便:便に血が混じることであり、血液は赤い色をしている場合もあれば、黒く変色している場合もあります。便通異常:便秘や下痢など、通常とは異なる便のパターンの変化があります。便秘や下痢が交互に起こることもあります。腹痛:腹部に不快感や痛みを感じることがあります。これは大腸がんが腸の壁に影響を及ぼしている場合に起こりえます。早期の大腸がんは直径2cm以下の小さながんが多く、症状がほとんどないか、あっても軽いものがほとんどです。早期発見のためには、健康診断、特に大腸がん検診を受けることが重要です。

大腸がんの進行は早いですか?

中路 幸之助(医師)

大腸がんの進行は一般的に遅いとされており、他の臓器への転移があっても切除が可能な場合が多いため、治る可能性が高いがんの1つといわれています。大腸がんは、早期に発見し適切な治療を受けることで、高い治癒率を期待できます。特に、外科手術による根治は、早期の大腸がんに対して効果が期待されます。

配信元: Medical DOC

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