クラウドファンディングに踏み切った理由

あいの実専務理事の久保潤一郎氏は、今回のクラウドファンディング本文でこう述べている。「社会福祉法により、社会福祉事業とカフェ事業はそれぞれ独立採算で、『足りない分を別の事業から補う』ことはできません。カフェ自体が持続できるしくみづくりが必要になります」
介護報酬で得た原資をカフェに回すことはできず、区分経理(※4)が法人会計の原則だからだ。カフェがカフェとして立ち続けるための資金は、カフェ自身で、あるいは支援する人々とともに確保していくしかない。
2年間の運営で、月95時間×5人という労働量や客単価・回転・季節変動といった数字が見えてきた。それでも、設備の更新と夏の暑さ対策までを売上で賄うには規模が足りない。
60万円の内訳と、その先

第一目標の60万円は、テラス席のアウトドア家具更新とスポットクーラーを中心とした暑さ対策に充てる。

クラファンご支援者のお名前(2023年達成)
2023年に同法人がカフェ建設資金として400万円・支援者223人で達成したクラウドファンディングが「場をつくる」ためだったとすれば、今回は「場を続ける」ための実費だ。

実行確約型のため、未達の場合も自己資金で補い20万円規模で最低限の家具更新と暑さ対策の一部を実施する。第一目標を超えた場合はネクストゴールとして、レジ棟とテラス席をつなぐ通路の屋根設置工事(100〜150万円)に挑戦。雨天時にも夏の強い日差しの下でも、スタッフと来店者が安全に行き来できる動線を整える。
