兄は義姉からモラハラを受けていた
兄の告白によれば、啓子さんは外では「おっとりした、叱らないママ」を演じているが、家庭内では兄に対してすさまじいモラハラをくり返していた。
兄が私に会いたがったのは、単なる「息抜き」ではない。啓子さんの支配から、物理的に距離をおける唯一の時間だった。
「サトルがワガママなのも、啓子があまやかしているからじゃない。サトルも啓子のきげんを損ねないように、外で発散してるんだ。俺がスマホをいじってるのも、啓子から”余計なことをするな”と命じられてるからで……」
兄の目から涙があふれた。
「初乃…すまなかった。おまえたちを巻き込んで…でも、俺、もう限界なんだよ。どうすればいいか、わからないんだよ」
目の前にいるのは、かつてのたのもしかった兄のカゲもない、ボロボロに疲弊した一人の男だった。
あとがき:仮面の下に隠された、支配の構図
実は、兄は家で正座をさせられるほどの「モラハラ被害者だった」。あまりに衝撃的な展開ですが、外で「いいママ」を演じている人ほど、家庭内でストレスを爆発させているケースはすくなくありません。
サトルくんの行動も、実はこのゆがんだ親子関係からくる「SOS」だったのだと気づかされます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

