コーヒーが肥満につながる誤った飲み方は? 正しい飲み方とは?
編集部
肥満につながる、誤った飲み方とはどのようなものなのでしょうか?
高石先生
最も多いのは、砂糖やシロップを多く含んだコーヒー飲料を日常的に飲む習慣がついてしまうことです。砂糖入りの缶コーヒーや、スイーツのようなコーヒードリンクを毎日たくさん飲んでいると、知らないうちに糖質過多になってしまいます。また、コーヒーと一緒に菓子類をつまむ習慣も、エネルギー過多の原因となります。
編集部
ほかに注意が必要な飲み方はありますか?
高石先生
空腹時に甘いコーヒーを飲むことです。空腹時の糖分摂取は血糖値を急上昇させ、脂肪の蓄積を促すインスリンを大量に分泌させてしまいます。さらに、寝る直前に飲むことも、睡眠の質を下げて成長ホルモンの分泌を阻害するため、肥満のリスクを高めることにつながります。
編集部
反対に、ダイエットにつながる飲み方とは?
高石先生
コーヒーを飲むタイミングとしておすすめなのは、食後30分以内、あるいは運動を開始する約30分前です。食後30分以内に飲むことで脂肪の吸収を緩やかにし、運動の約30分前に飲むことでエネルギーの消費効率を高める効果が期待できます。基本的にはブラックで飲むのがおすすめですが、どうしても苦手な場合は、豆乳や低脂肪乳を少量加える程度に留めるとよいでしょう。
編集部
正しい飲み方の「適温」はありますか?
高石先生
成分を効率よく引き出すには、85~95℃くらいの温度で抽出するのが適していると言われています。また、抽出後は少し落ち着かせてから、ゆっくりと味わって飲むのがよいでしょう。コーヒーに含まれる香りの成分には脳をリラックスさせる効果があるため、ストレスによる過食を防ぐ一助となることも期待できます。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
高石先生
コーヒーは世界中で親しまれている身近な嗜好品ですが、過剰に摂取すれば睡眠障害や動悸などの不調を招くこともあります。一方で、適量を守って生活に取り入れれば、集中力の向上や代謝のサポートなど、健康面でのメリットも期待できる飲み物です。大切なのは「量」と「飲み方」です。嗜好品として楽しみながら、無理のない範囲で上手に取り入れてみてください。
編集部まとめ
コーヒーは日常的に楽しめる飲み物です。生活の中で上手に活用すれば、リラックスや集中力を高めるきっかけにもなります。自分に合った適量を知り、体調に合わせて無理のない範囲で楽しみましょう。

