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「取って終わりではない」京大が挑む大腸がん治療――ロボット手術の“現在地”と“未来”

「取って終わりではない」京大が挑む大腸がん治療――ロボット手術の“現在地”と“未来”

「個別化」進む大腸がん治療―最適な治療法の立案目指す

今後の大腸がん治療で非常に重要になるのは、患者さん一人ひとりに合った最適な治療を一緒に考えていく「個別化治療」です。
一口に「大腸がん」と言っても、患者さんごとにその遺伝子異常は異なります。人の顔つきが一人ひとり違うように、大腸がんの“顔つき”も患者さんによって違うのです。また、私たちが治療しているのは「がん」も含めて「一人の人間」です。これまでの人生で培ってきた価値観、年齢、職業、性別もそれぞれ異なります。
近年は抗がん剤治療の進歩も目覚ましく、社会全体でもAIをはじめとする科学技術の発展が進んでいます。こうした技術の進歩を医療にフィードバックしていければ、患者さん一人ひとりにとって最適な治療方法の立案につながると考えます。

患者さんと肩を組みながら前を向いて治療を進めていく

がんと診断されると、多くの患者さんは大きな不安を感じます。特に「手術」と聞くと、難しそう、しんどそう、怖そうといったネガティブなイメージを抱きがちです。
しかし今、大腸がんは早期だけでなく、進行期であっても治癒を目指せる可能性がある時代に来ています。ロボット手術は、あくまで治癒を目指すなかで患者さんの身体的負担を軽減するための選択肢の一つです。「患者さんと医師が一緒に治療方法を立案し、肩を組みながら前を向いて治療を進めていく」というスタンスで、私たちは大腸がんの治療に向き合っています。不安な気持ちを抱いたら、ぜひ医療関係者へ伝えてください。

配信元: Medical DOC

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