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「橋本病」はどのような基準で「診断」される?検査法や診断後の流れも解説!

「橋本病」はどのような基準で「診断」される?検査法や診断後の流れも解説!

橋本病と診断を受けるまでの流れ

橋本病と診断を受けるまでの流れ

どのような症状がみられたら橋本病の検査を受けるべきですか?

首の前側にある甲状腺のあたりが腫れている、飲み込むときに違和感があるといった場合は、検査を考えましょう。また、橋本病が進んで甲状腺機能低下症になると、疲れやすさや寒がり、無気力、顔や手足のむくみ、体重増加、便秘、肌の乾燥、声のかすれなどが出ることがあります。こうした症状は、加齢や疲労のせいと思われて見過ごされることもあります。特に複数の症状が重なっている場合や、健康診断で脂質異常やCK高値を指摘された場合は、一度甲状腺を調べることをおすすめします。

橋本病の診療科目を教えてください

橋本病が疑われるときは、内分泌・代謝内科や甲状腺外来のある病院を受診するとよいでしょう。近くに専門外来がない場合は、一般内科でも初期の血液検査は可能です。その結果をもとに、必要に応じて専門の病院へ紹介されます。

橋本病の検査の結果はどの程度の日数でわかりますか?

結果が出るまでの時間は、検査を行う施設の体制によって異なります。甲状腺ホルモンや自己抗体の検査を院内で測定できる施設は、採血当日、早ければ30分~数時間ほどで結果がわかることがあります。専門クリニックは、診察前に採血し、その日のうちに結果を説明できる体制が整っていることもあります。
一方、一般的な病院やクリニックは、検体を外部の検査会社へ出すこともあり、その場合は数日から1週間程度かかることがあります。超音波検査はその場で画像を確認できるため、当日に説明を受けられることが少なくありません。細胞診まで行った場合は、病理診断に時間が必要なため、1〜2週間ほどみておくとよいでしょう。

橋本病と診断された後の流れを教えてください

橋本病と診断された後の方針は、甲状腺の機能が保たれているかどうかで決まります。甲状腺ホルモンの値が正常であれば、すぐに治療を始めるとは限らず、半年から1年ごとの血液検査や超音波検査で経過をみることが多いです。
一方、甲状腺機能低下症がある場合は、不足したホルモンを補うためにレボチロキシンの内服治療を行います。治療はTSHを基準範囲内に保ち、症状の改善を目指します。また、昆布などの海藻類に含まれるヨウ素を過剰にとると機能低下に影響することがあるため、食事について説明を受けることもあります。

編集部まとめ

編集部まとめ

橋本病は、自己免疫のはたらきによって甲状腺に慢性的な炎症が起こる病気です。診断は、甲状腺の腫れの有無に加え、抗TPO抗体や抗Tg抗体などの血液検査、超音波検査の所見を組み合わせて判断します。橋本病と診断されても、すべての方にすぐ治療が必要になるわけではなく、甲状腺機能が保たれていれば経過観察が中心です。
一方で、疲れやすさやむくみ、寒がり、体重増加、首の違和感などが続くときは、甲状腺機能低下症が関わっていることがあります。気になる症状がある場合は早めに病院で相談し、診断がついた後も定期的な検査を続けながら状態をみていくことが大切です。

参考文献

『甲状腺疾患診断ガイドライン2024』(日本甲状腺学会)

『橋本病(慢性甲状腺炎)』(日本内分泌学会)

配信元: Medical DOC

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