すぐにスレる放流魚を如何に仕留めるか?
最初こそ連発したものの、スレるのも早い。時間とともに付き場が変わっている印象を受けた。そこで反応が薄くなった魚への対策を開始。
1)ルアーのカラー&タイプチェンジ
2)レンジを変える
3)巻きスピードを変える
まずは、カラーをゴールド系からチャート系、蛍光ピンク系へ変更。すると、反応復活の兆しが。何度通しても反応のなかったポイントで、チェイスが出るようになる。さらに、平打ち系ミノーからダート系ミノーへ変更すると、魚のスイッチが入ったかのようにヒットに持ち込める場面が増えた。今回、平打ちとダートの使い分けが釣果を伸ばす大きなポイントとなった。また、河原で知り合った常連の方はスプーンを使い、スレた魚をキャッチしていた。周囲と少し違った工夫が、ここぞの1尾を引き出す。
上流ポイントではエサ釣り絶好調!
午後になっても雨は降り続き、釣り人の姿もだいぶ減ってきた。それでもせっかく来たのだからと、上流ポイントの様子を見に行くことにした。まずは平山橋付近。水量もあり雰囲気は良好だが、キャストを重ねても反応なし。早めに見切りをつけ、さらに上流の田代運動公園前へ向かう。ここは起伏のある広い釣り場。浅場から掘れ込む流心を通すと魚の気配は感じるものの、チェイスはあってもヒットまでは至らない。
そんな中、上流でエサ釣りをしている方がポンポンとヤマメを釣り上げている。下流ではエサへの反応は皆無だったのに、ここでは好調だと。聞けば朝から良いペースで釣れており、ビクの中には多くのヤマメが収まっていた。魚は間違いなくいる。しかし、冷たい雨で体も芯まで冷え切ってしまい、ここで納竿とした。
今回の中津川釣行は放流日と重なり、多くのヤマメたちと遊んでもらえる楽しい1日となった。渓流釣りといっても、ネイティブを狙う人、放流魚を楽しむ人と楽しみ方はさまざまだ。山奥でネイティブを探す釣りも大好きだが、今日のように「魚がいる状況」で、魚からの答えをもらいながら試行錯誤する釣りも非常に勉強になる。刻一刻と変わる状況の中で、「今の魚に合っているもの」をいかに見つけ出すか。それが釣果を伸ばす大きな鍵なのだろう。魚と向き合い、考える時間こそが、釣り人にとっての至福なのかもしれない。
シーズン本番。これからもさまざまなフィールドへ出向き、魚たちとの対話を楽しんでいきたい。

