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「寝不足」で”血圧が上がる3つの原因”はご存じですか?医師が解説!

「寝不足」で”血圧が上がる3つの原因”はご存じですか?医師が解説!

睡眠障害があると高血圧になりやすい?

十分な睡眠がとれずに睡眠障害になると、血圧が上がりやすくなります。睡眠障害には「不眠症」「むずむず足症候群」「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」などさまざまな種類があります。寝不足をまねくという意味ではどれも血圧上昇につながりますが、とくに影響しやすいのは睡眠中に空気の通り道が狭くなって呼吸がしにくくなる「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」です。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、何かしらの要因があって高血圧になる「二次性高血圧」のもっとも多い要因とされています。
呼吸がうまくできないと、体内の酸素が不足したり、呼吸を強めようとして身体が胸を大きく動かそうとしたりします。その結果、交感神経の強い緊張やホルモン分泌のバランス変化が起こり、血圧が上昇します。
ご家族から夜のいびきや呼吸の停止を指摘されたことがある、日中の強い眠気がある方は、かかりつけの内科や呼吸器内科での相談も検討してみましょう。

「寝不足と血圧」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「寝不足と血圧」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

眠れない日が続いた場合、血圧はどのように変化するのでしょうか?

伊藤 陽子(医師)

眠れない日が続くと、寝ている間に血圧が下がらず、日中も高い状態が続きやすくなります。個人差はありますが、朝の血圧が高くなる可能性は高いでしょう。最近は眠っている間も数時間おきに自動で血圧を測れる血圧計も市販されています。お持ちの血圧計に機能がある場合は、測ってみるのも一つの方法です。なお、夜間の血圧を正確に把握したい場合は、「24時間自動行動下血圧測定」という検査をおこなうこともあります。

睡眠不足だと血圧が上がりやすいと聞きました。改善するには何科を受診すべきですか?

伊藤 陽子(医師)

血圧が気になる場合、かかりつけの内科があればかかりつけへ、とくになければ近所の内科や循環器内科を受診するのがよいでしょう。医療機関では、血圧や持病の有無、生活状況などからどのような治療が必要かを判断します。また、睡眠不足が「睡眠時無呼吸症候群」が原因で起きている場合は、呼吸器内科や睡眠専門外来に紹介されることもあります。受診時は、就寝時刻と起床時刻、昼寝の有無や時間、日中の眠気の有無などの睡眠状況や、家庭で測定した血圧の数値を記録したものを持参すると、診察がスムーズです。

寝不足が悪影響を及ぼす更年期高血圧とはどんな病気ですか?

伊藤 陽子(医師)

更年期高血圧は医学的な用語ではないものの、閉経前後の時期の女性に起こる高血圧のことです。更年期になると、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が低下します。エストロゲンは血圧上昇を抑える効果があるため、分泌が低下することにより血圧が上がりやすくなります。また、更年期はホルモンバランスが安定せず、不眠やイライラ感、うつ症状が出やすくなります。血圧のコントロールは内科が専門ですが、更年期障害と呼ばれるほてり、イライラ、不眠、不安などがつらい場合は婦人科の受診も検討してみてください。

配信元: Medical DOC

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