
EDGEは、山梨県北都留郡小菅村にて開業準備を進めている複合施設「kadoya(かどや)」のグランドオープンに先立ち、6月15日(月)より「kadoya」のカフェ営業を開始する。また、現在公式サイトにて、7月18日(土)グランドオープン予定のマイクロホテルの宿泊予約受付を開始した。
「kadoya」オープンの背景
小菅村は、山梨県東部の多摩川源流域に位置する山あいの村。最盛期には2,000人以上が暮らし、多くの個人商店や旅館があり、小さいながらも活気にあふれた村だったそう。

そして村の中心部には、かつて「かどや」という旅館があり、地域の人々や旅人を迎える場所として親しまれてきたという。
しかし、小菅村の現在の村民は約620人まで減少し、少子高齢化が進み、かつて人々が集っていた「かどや」も廃業。静かに朽ちていく建物となっていた。“村のコミュニティの中心”がなくなってしまったことは、この地域が抱える過疎化の現実を象徴する出来事でもあった。
そこでEDGEは、この場所に新しい命を吹き込み、村内外の人々を結びつける新しい拠点として再生することで、村全体の持続可能な活性化を目指していくために、「kadoya」再生プロジェクトを立ち上げた。
目指すのは“村のロビー”
新たな複合施設「kadoya」のコンセプトは、「村の“とびら”をあける」。かつての「かどや」は、村の人々に親しまれ、旅人を迎える場所として地域の日常の中にあった。今回の再生では、その記憶を残しながら、現代の小菅村に必要な新しい役割を加えることとした。
カフェ、宿泊、コインランドリー、キッズスペースといった様々な要素を加えることで、小菅村を初めて訪れる人にとっては村の人や暮らしに触れる入口に、何度も小菅村を訪れて地域と関わり続けたい人にとっては、村との関係を少しずつ深めるきっかけに、そして村に暮らす人にとっては、日常の中でコーヒーを飲み、誰かと話し、気軽に立ち寄れる場所になる。

再生された「kadoya」は、施設整備の一部に国の補助事業を活用し、旧旅館を再生した地域拠点として、カフェや宿泊施設といった機能だけで完結する施設ではなく、住む人、訪れる人、関わる人が同じ空間で過ごし、自然に言葉を交わすことで、小菅村との接点が生まれる“村のロビー”を目指している。

そして一度きりの観光拠点ではなく、小菅村を何度も訪れ、関わり、応援したくなる関係を育む“きっかけの場所”として、関係人口の創出と新たな人の流れの形成を目指していくという。
