次は自分のしあわせをさがす番!
「さて、私も自分のしあわせをさがさなきゃ!」
博嗣さんとの一件で、男を見る目はだいぶ養われた。
次に私がアプリで出会う人は、きっと、誠実で、ウソのない人。
もし、変な人が現れても、今の私なら真っ向から立ち向かえる気がする。
空を見上げると、夕やけがとてもきれいだった。
「親友の笑顔を守った」という充足感と、ほんのすこしのにがい秘密を胸に、私はかろやかな足取りで駅へと向かう。
私の友情は、これからもつづいていく。
「秘密」という名の絆を、そっと抱えながら。
(優菜…ずっとしあわせでいてね。 あなたの笑顔は、私が…そして、心を入れ替えた博嗣さんが、ずっと守っていくから)
あとがき:あたらしい一歩
物語の締めくくりは、あたらしい命の誕生。博嗣が紀子にふかく頭を下げたシーンには、言葉以上の誓いが込められていました。
親友を裏切らせないために、あえて”弱みを握りつづける”という紀子の選択は、ゆがんでいるようでいて、実は最もふかい愛情の形なのかもしれません。
一つの大きなたたかいをおえた彼女の表情は、どこか吹っ切れたように明るいもの。紀子なら、きっと次こそは最高のパートナーに出会えるはず。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

