
監修は、料理研究家で栄養士の牛尾理恵先生。自身も食事療法と運動で10㎏痩せた経験があるといいます。
ダイエットといえば、まず食事量を減らそうとしがちです。でも食事量を減らすのは無理、おいしくないのも無理――そんな無理無理尽くしをクリアしたのが、痩せウマ定食なのです。
1食500kcalでも満腹になる定食とは
痩せウマ定食の内容は、〈高たんぱくで低脂質〉〈P(たんぱく質)F(脂質)C(炭水化物)バランスの取れた食事〉〈総摂取カロリーを1日1500kcalに設定(※あやとらさんの場合)〉です(〈 〉は同書からの引用、以下同)。1食500kcalって低過ぎ! と思うなかれ。同書の写真を見ると、主菜、副菜、汁物、ごはんと、けっこうな量です。しかも鶏肉、豚肉、魚、パスタ等、バリエーションも豊富なのです。
食事を変えて、おいしく食べるだけ。あとはこれを習慣化すればOK! と単純明快ですが、きびのさんには越えなければならない壁がありました。きびのさんは、料理がとても苦手だったのです。その壁を乗り越えられたのでしょうか?















料理苦手の民、自炊への壁をどう乗り越える?
実は、きびのさんは料理が苦手。漫画家で、妻で一児の母が、限られた調理時間で指定のレシピを作るのは、最初は至難の業でした。高たんぱくで低カロリー、品数も多いとなれば、当然それなりの工夫が必要となるのです。〈鶏むね肉には小麦粉を軽くまぶす。ちょっとの手間で仕上がりが全然変わってくるんですよ〉と牛尾先生。低カロリーの食材は味気がない、という一般的な思い込みをくつがえしてくれました。高カロリー食材でもうまくかさましすれば、満足感を得られます。同じ食材でも工夫次第でカロリーが減らせるというわけ。
買い出しに下拵えに調理、てんやわんやのきびのさん。やっとの思いで、痩せウマ定食をテーブルに並べてみたら、「美味しいね~!」と家族が感激する声。半信半疑できびのさんも口にしてみれば、あまりの美味しさに調理の苦労も秒で飛びました。
〈作るのが大変でも美味しくできるから頑張れそう!〉。何よりも、家族の笑顔がきびのさんのやる気に火を付けたのでしょう。

