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室内でも日焼け止めは必要?『イエナカ紫外線』のリスクと対策を専門家が解説

室内でも日焼け止めは必要?『イエナカ紫外線』のリスクと対策を専門家が解説

近年、屋外でのUVケアは定着してきましたが、今回着目するのは、意外と知られていない「イエナカ(室内)紫外線」のリスク。「外出を控えていれば安心」と思われがちですが、そこに盲点があります。その実態と対策を、専門家に解説してもらいました。適切な対策で、未来の自分の肌を守りましょう。

窓際の女性


「イエナカ紫外線」の正体とは?



窓際


肌に影響を及ぼす紫外線には、主に皮膚表面に炎症を起こし皮膚がんの原因になりうる「UV-B」と、肌深部まで届いてしわやたるみの原因となる「UV-A」があります。



イメージ図 出典:第一三共ヘルスケア 出典:第一三共ヘルスケア


UV-Aは肌の奥の「真皮」まで到達。肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンをじわじわと変性・破壊して光老化を引き起こします。



窓際1メートルは「屋外」と同じ!?家の中に潜むリスクとは?



東海大学 建築都市学部 建築学科 准教授 工学博士 竹下 秀(たけした しゅう)先生によると、UV-Aは一般的な窓ガラスを容易に透過し、室内にまで深く侵入します。このUV-Aこそが「イエナカ紫外線」の正体なのです。



特に日当たりのよいリビングなどの「窓際から1メートル以内」は、屋外の約80%もの紫外線が降り注いでおり、屋外に近いレベルのリスクがあることが証明されています。※



また、環境省の「紫外線環境保健マニュアル」においても、紫外線は直射日光だけでなく、空気中で散乱した光や地面で反射した光としても届くと指摘。竹下准教授は、こうした特性により、太陽の高度や窓の向きによって量や侵入時間に違いこそあれ、リビングやキッチンなど、屋内のあらゆる場所にUV-Aは侵入してくると述べています。



※実験概要
調査名: ガラスの種類による紫外線強度に関する実験
試験依頼先: ユニチカガーメンテック株式会社
実験方法: 擬似太陽光ランプを用い、光源と紫外線強度計の間に 3 種のガラスを置き、
UVA 波長帯域の紫外線強度を測定(注)。また、ガラスなしでも測定した。
(注):波長 300nm 以上の擬似太陽光を照射し、紫外線強度計で 320-400nm の強度を測定。
*本実験の結果は、一定の条件下で得られたものです。



「イエナカ紫外線」対策のポイントは?



「イエナカ紫外線」のリスクを知ると、家の中でノーメイクでいることが怖くなりますよね。そこで、しみケアについて研究を続けている第一三共ヘルスケア株式会社の研究開発部に、「イエナカ紫外線」対策のポイントについて伺いました。



肌の奥深くにも到達するUV-Aの悪影響



UV-Aによる肌への悪影響は、UV-Bによる日焼けのようにすぐに目に見える形では認知できないといわれています。なぜなら、その一部は肌の深層部にも達すると考えられており、目に見える影響が出るまでには比較的時間がかかるから。



つまり、「日焼けすること」だけを気にするのではなく、気付かず浴びてしまう紫外線もできるだけケアすることが大切だと考えられます。



毎朝のルーティンに、UV対策を



スキンケアする女性


イエナカ紫外線対策としておすすめなのが、洗顔・保湿直後の「朝のルーティン」としてUVケアを組み込むこと。保湿で整った肌に日焼け止めを塗ることで、ムラなく隙のないバリアを作ることができ、無防備な時間を最小限に抑えられます。天候や外出予定に関わらず、毎朝の習慣にしたいですね。



配信元: イエモネ