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介護の5つの基本的ケアとは?食事や排泄・入浴、着替えと移動のポイントを解説

介護の5つの基本的ケアとは?食事や排泄・入浴、着替えと移動のポイントを解説

移動のケア|転倒予防と動作のサポート

移動のケア|転倒予防と動作のサポート

移動のケアは、転倒を防ぎながら、本人ができる動作を活かすことが大切です。ここでは、歩行や立ち上がり、車いすへの移乗、福祉用具の活用について解説します。

歩行、立ち上がりの介助

歩行や立ち上がりを介助するときは、まず本人の体調やふらつきの有無を確認します。急に立ち上がると、めまいや転倒につながることがあるため、ゆっくり動き出すようにします。

立ち上がる際は、足を床にしっかりつけ、浅めに座ってから前かがみになるようにします。介助者が強く引っ張るのではなく、本人の動きに合わせて支えます。

歩行時は、本人の少し斜め後ろに立ち、ふらついたときに支えられる位置で見守ります。杖や歩行器を使う場合は、高さや使い方が本人に合っているか確認しましょう。

車いすへの移乗と福祉用具の活用

ベッドや椅子から車いすへ移る動作は、転倒しやすい場面の一つです。移乗の前には、車いすのブレーキをかけ、フットレストを上げ、足元に物がないか確認します。

本人には、これから行う動作を事前に伝えます。立ち上がってから向きを変える、ゆっくり座るなど、流れを共有しておくと安心しやすくなります。

福祉用具は、本人の動作を助け、介助者の負担を減らすために役立ちます。手すり、歩行器、杖、滑り止めマット、移乗用ボードなどを状態に合わせて活用すると、無理のない介助につながります。必要な用具は、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談するとよいでしょう。

転倒予防のポイント

転倒予防では、本人の身体状態だけでなく、生活環境を整えることも重要です。特に、廊下、トイレ、浴室、ベッド周りは転倒が起こりやすい場所です。

床に物を置かない、電気コードをまとめる、段差を減らす、足元を明るくするなど、日常の小さな工夫が転倒予防につながります。スリッパは脱げやすく滑りやすいことがあるため、足に合った滑りにくい履物を選ぶようにします。

また、夜間のトイレ移動は特に転倒リスクが高くなります。手の届く場所に照明を置く、必要に応じてポータブルトイレを使うなど、本人の状態に合わせた対策を考えましょう。

まとめ

まとめ

介護の基本は、本人の生活を支えながら、できる力をできるだけ保つことにあります。食事、排泄、入浴、着替え、移動といった日常的なケアは、安全面への配慮だけでなく、本人の気持ちや尊厳を大切にする視点が欠かせません。

介助は、すべてを手伝うのではなく、本人ができる動作は見守り、難しい部分を必要に応じて支えることが大切です。小さな動作を続けることが、身体機能や生活意欲の維持につながる場合もあります。
一方で、家族だけで介護を抱え込むと、心身の負担が大きくなりやすいです。困ったときは、ケアマネジャーや地域包括支援センター、訪問介護・訪問看護などに相談し、無理なく続けられる介護の形を整えていきましょう。

参考文献

『COLUMN住環境における高齢者の事故について』(消費者庁)

『第1身体拘束廃止を推進するために』(千葉県)

配信元: Medical DOC

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