話し合ってわかった夫の本音
後日、私は思い切って自分の気持ちを伝えました。すると夫は少し驚いた様子で、「窮屈な思いをさせていたとは思わなかった」と言いました。
そして、「将来のためにできるだけ貯金しておきたいんだ」と本音を話してくれたのです。住宅費や教育費、老後の生活費。夫は私が思っていた以上に、家族の将来について真剣に考えていました。
もちろん、その考え方自体は間違っていません。ただ、夫は“節約すること”を重視し、私は“今を楽しむこと”も大切にしたいタイプだったのです。
お互いの考えを話し合った結果、私たちは「貯めるためのお金」と「楽しむためのお金」を分けて考えることにしました。
すると不思議なことに、以前よりもお金のことでモヤモヤすることが減ったのです。
当時の私にとって、夫のルールはまるで“謎ルール”のように感じられました。しかし話を聞いてみると、その背景には家族を思う気持ちがありました。
価値観の違いは、どちらかが正しい・間違っているという話ではありません。大切なのは、お互いの考えを知り、納得できる落としどころを見つけること。今ではあの出来事も、夫婦として歩み寄る大切さを教えてくれた経験だったと思っています。
著者:中里涼子/30代女性・10年以上ライターとして活動。アメリカの大学への留学経験あり。女性の悩みなど多くのジャンルの記事を執筆。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

