1日は24時間、だからこそ時間を大切にしたい
編集部
医療従事者に望むことはありますか?
T.Sさん
テクノロジーの進歩によって、患者さんは多くの情報を得ることができるようになりました。しかし、その信憑性を見極めるのは容易ではありません。選択肢が多いことは素晴らしいことですが、同時に判断するための知識も必要になります。医療従事者には、一般の人が知り得る情報について、そのメリットとデメリットを理解していてほしいと思います。価値観は人それぞれ異なるため、自身の経験や知識だけで判断するのではなく、メリット・デメリットに対しても敏感であることを望みます。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
T.Sさん
過去は変えることはできませんが、この先の時間は変えることができると思います。病気になったことで、時間の大切さを改めて実感しました。世界中どのような状況であっても、1分は60秒、1時間は60分、1日は24時間です。限られた時間をどのように使い、誰と共有するかによって、人生のクオリティーは大きく変わります。だからこそ、時間を大切にしてほしいと願っています。
編集後記
定期的な健康診断は自覚症状のない病気を見つける貴重な機会となります。若い人にもがんは起こるもの、早期に治療をすることでがんは治る時代になってきています。T.Sさんは管理職で充実した生活から突然、病院でつらいがん治療に耐える生活に変わりました。本人の頑張り、家族、友人のサポートの力で、T.Sさんは前を向くことができ、「過去は変えられないけど、未来は変えられる」と人生を大切に生きることの価値を教えてくれました。
本稿には特定の医薬品、医療機器についての記述がありますが、情報提供のみを目的としたものであり、医療上の助言や販売促進などを目的とするものではありません。
なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
記事監修医師
海田 勝仁(兵庫医科大学病院 血液内科 助教)
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。
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