内容への受け止めは?
編集部
ADHD治療補助アプリ発売への受け止めを教えてください。
稲川先生
これまで推奨されてきたADHD治療には、環境調整と心理社会的治療、薬物療法が挙げられます。しかし、前者は人的資源の不足、後者は副作用や内服継続の難しさから、十分な治療が難しい症例も少なくありません。今回、デジタル治療アプリが導入可能になることで、臨床的な課題を解決できる可能性があります。なお、本アプリは、多動性・衝動性が優位であるADHDの患者さんへの効果は十分に検討されていません。この点については、今後のさらなる検証が望まれます。
編集部まとめ
小児期のADHDでは、不注意や落ち着きにくさなどによって、学校生活や日常生活で困難を感じることがあります。今回発表された「エンデバーライド」は、新しい支援の選択肢として期待されています。大切なのは、症状だけを見るのではなく、その子に合った環境やサポートを考えることです。気になる様子がある場合は、早めに専門家へ相談し、無理なくできる工夫を日々の生活に取り入れていきましょう。
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