脳トレ四択クイズ | Merkystyle
わが子が「いじめる側」になるなんて→【同調圧力】に負けてしまった息子が変わった日

わが子が「いじめる側」になるなんて→【同調圧力】に負けてしまった息子が変わった日

小さな息子の大きな一歩

「悠真くん、頑張っていましたよ」

その言葉に、真帆は目を見開く。
森下さんは、今日の出来事を静かに伝えた。
翔くんのこと。湊くんのこと。そして、悠真がどう振る舞ったのか。

話を聞き終えたとき、真帆はしばらく何も言えなかった。
ただ、隣にいる悠真を見る。
少しだけ疲れた顔。
でも、どこかすっきりしたような表情。

「……そうだったんですね」

微笑みながら、そう答えた。
胸の奥が、じんわりと温かくなる。

完璧じゃなくていい。
怖くてもいい。
それでも、自分で選んだこと。
その一歩が、どれだけ大きいか。

真帆は、静かにかみしめていた。

帰り道。夕焼けの中、ふたりで歩く。

「悠真」

名前を呼ぶと、こちらを見る。

「今日は、よく頑張ったね」

そう言うと、悠真は少しだけ照れくさそうに笑った。

その笑顔を見て、真帆は思う。
この子は、ちゃんと選べる。
どうなりたいかを、少しずつでも選んでいける。
その力を、もう持っているのだと。

同調圧力に屈しないことは、ときには大人でも難しいことも。ですが、いじめられる側の気持ちを汲み取り、「何も言わない」ことで悠真は大きな成長を遂げます。

子ども同士のトラブルと軽く考えず、いじめには、大人もき然とした態度でのぞまなければいけませんね。わが子がいじめる側になってしまったときは、なおさらです。子どもと向き合うことを恐れず、子どものお手本となれるような大人でありたいものです。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ももこ

(配信元: ママリ

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