「仰向け・うつ伏せ・横向き」についてよくある質問

ここまで仰向け・うつ伏せ・横向きについて紹介しました。ここでは「仰向け・うつ伏せ・横向き」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
横向きの場合、右向きと左向きどちらの方が健康的なのでしょうか?
木村 香菜(医師)
状況によって人それぞれ異なります。ご自身の状態に合わせた向きで寝ることをおすすめします。横向きに寝る場合、左向きが健康に関わるメリットが多いとされています。
左側を下にして寝ると胃酸の逆流を防ぎ、逆流性食道炎の症状を軽減できます。
さらに、左向きで寝ると脳の老廃物を排出する機能が最も効率的に働くことが判明していて、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβの除去にも効果的です。妊婦さんにも、血流改善のため左向き寝(シムス体位)が推奨されています。
一方、右向きで寝ると消化を促進する効果があります。食べ過ぎた後に横になるなら右向きがおすすめです。ただし、左向きに比べて胃酸が逆流しやすくなるため、胸やけがある方は避けた方がよいでしょう。
まとめ
仰向け・うつ伏せ・横向き、それぞれの姿勢で寝る場合のメリットやデメリットを紹介しました。人によって身体の状態が異なるため「ベストな向きはこれ!」と決めるのは難しいでしょう。また、寝ている間に無意識に身体が動くため、常に一定の向きを保つのは難しいかもしれません。
本記事でご自身の体の状態に向いている姿勢を知り、寝具なども利用して向いている姿勢をとるように心がけてみてください。

