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度重なる事故から奇跡的に生還し、「バイオニック猫」として猫生を謳歌 英王室領ジャージー島

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高額な手術を「研究費」で支払い

義足を付けた黒猫

画像はイメージです

Oscarの手術には約3万ポンド(約640万円)かかりましたが、その多くはFitzpatrick教授が支払ってくれました。彼はこの手術を「動物だけでなく、重度の障害を持つ人間の治療にも役立つ先駆的な研究」だと考えていたからです。

「どこで線引きすべきかは分かっています。動物は感覚を持った生きものであり、ニーズや欲求を持っています。できるからという理由だけで手術を行うのは倫理的ではありません。動物の生活の質が向上すると見込まれる場合だけ、手術の対象となります」と教授は話しています。

ところが2012年8月、5歳のときにOscarのインプラントの1つが破損してしまいました。チタン製のロッドが折れてしまい、まともに歩くこともできなくなりました。教授に緊急連絡を取ったところ「追加手術は可能だが、より長いインプラントを脚のさらに上の方に挿入する必要があり、長期の療養が必要になる。費用も高額になる」とのことでした。しかも以前のインプラントを製造した会社は、そのときすでに廃業していたのです。

しばらくの間、Oscarは3本足のまま生活をしていました。しかし2013年10月にインプラントの手術を受け、11月初旬には再び4本足で歩くことができるようになったといいます。その年のクリスマスにはジャージー島の自宅に戻ることができました。

Oscarはその後定期的な治療や手術を受けながらも活動的に過ごし、足の切断事故から10年目の「記念日」も、愛する飼い主家族とともに元気に迎えたということです。

出典:Cats' Adventures & Travels 14

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