「気づかなかった?」先生の言葉に目の前が暗くなった「あの子に子育ては難しい。あの子自身、支援が必要な子なのよ」

小5の夏、忽然と消えた親友。20年後、民生委員となったカヨコの前に親友に似た18歳の母親・アカネが現れる。重なる過去の記憶——。無縁社会に落ちた若い母と子を見つめるセミフィクションコミックエッセイ『その叫びは聞こえていたのに 消えた母子をめぐる物語』(著・きむら かずよ/KADOKAWA)の試し読み連載をお届けします。
ママ友「お香典なんだけど…」葬儀で1万円の香典を包む私→後日ママ友から届いたLINEに言葉を失う

娘が5歳、幼稚園の年長さんだったころのお話です。毎日お迎えで顔を合わせるママ友のお母さまが、急に亡くなられました。家族ぐるみの深い付き合いをしていたわけではありません。でも、子ども同士は毎日遊ぶ大の仲良し。お葬式には、謹んで出席させていただこうと思っていました。
