正論を並べていた自分に気付いて
しばらくの沈黙の後、私は自分の振る舞いを振り返りました。私はAさんの気持ちに寄り添っているつもりで、実際には自分の経験や考えをもとに、正論を並べていただけだったのかもしれません。
「こうすればいい」「もっと頼ればいい」という言葉は、相手を思ってのものではありました。けれど、疲れ切っているAさんがそのとき本当に求めていたのは、解決策ではなく、ただ気持ちを受け止めてもらうことだったのだと思います。
そのひと言は、私が抱いていた「人の相談にうまく乗れる自分」という思い込みを大きく揺さぶりました。落ち込みましたが、それ以上に、自分の未熟さを突きつけられた出来事でもありました。
まとめ
それ以来、誰かの相談に乗るときは、すぐに答えを出そうとするのではなく、まず相手の言葉を最後まで聞くように意識しています。経験を重ねたからこそ、つい自分の考えを正解のように話してしまうことがあります。けれど本当のやさしさは、相手を変えようとすることではなく、相手の気持ちをそのまま受け止めることなのだと感じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:八田園子/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
著者/シニアカレンダー編集部
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