50歳を過ぎたころから、体調の変化を感じる場面が増えていました。とはいえ、毎回強い症状が出るわけではなく、日常生活を送れていたため、私は大きな問題だとは考えていませんでした。しかしある日、いつもとは違う強い動悸と息苦しさに襲われ、少し歩いただけでめまいまで感じたのです。その瞬間、「これは放っておいてはいけないかもしれない」と不安になり、近所の内科を受診することにしました。
50代に入ってから感じていた体の変化
50代に入ってから、仕事や家事を終えた後に疲れを強く感じることが増えていました。胸が不規則に脈打つような感覚があっても、「疲れがたまっているのだろう」と受け止めていたのです。
年齢的にも更年期の時期だったため、「このくらいの不調は珍しくないのかもしれない」と思っていました。症状が軽い日もあり、しばらくすると落ち着くこともあったため、すぐに病院へ行こうとは考えていませんでした。
内科で告げられた「心房細動の可能性」
ところがある日、いつもよりはっきりとした動悸と息苦しさを感じました。少し歩いただけでめまいがして、さすがに不安が大きくなりました。近所の内科で心電図を取ってもらうと、医師の表情が変わりました。そして、「心房細動(しんぼうさいどう:心臓の上側にある心房が、規則正しく動かずに細かく震えるように動く不整脈の一種)の可能性があります」と告げられたのです。
その場で総合病院を紹介され、詳しい検査を受けることになりました。ただの疲れや年齢のせいだと思っていた不調が、心臓に関係しているかもしれないと知り、頭が真っ白になりました。

