脳トレ四択クイズ | Merkystyle
主導権を握った妻の再出発…息子のために選んだ「仮面夫婦」という道|裏アカ女子にハマる夫

主導権を握った妻の再出発…息子のために選んだ「仮面夫婦」という道|裏アカ女子にハマる夫

主導権は、私がにぎっている

手を繋ぐ

茂樹は時折、不安そうな目で私を見てくる。

「聡美…いつか、また昔みたいにわらいあえる日が来るかな?」

私は太陽のクツをはかせながら、顔を上げずに答えた。

「さあ…それは今後の茂樹さんの"はたらき"次第じゃない?」

期待なんてしていない。でも、彼は一生、私のカゲにおびえながら生きていくことになる。

裏切りには、それ相応の代償が必要だ。

(スマホ一つでこわれるような信頼なら、最初からいらなかった)

私は今、かつてないほど冷静で、そしてつよい"母親"になった。

「行こう、太陽」

太陽の手を引き、私は玄関を開けた。

外の空気はおどろくほど澄んでいて、私の心はふしぎと「スカッと」はれわたっている。 もう、あのドロドロした"裏アカ"の世界におびえる必要はない。

主導権をにぎっているのは、私なのだから。

あとがき:こわれた信頼の先に

元通りのしあわせなんて存在しない。それをいさぎよく認め、夫を「ATM兼・共同養育者」とわり切る聡美の姿に、母としての強さを見ました。

信頼を裏切った代償ははかりしれません。愛と健全さをうしなったように見える夫婦の形ですが、聡美の目にうつる空は、ふしぎと澄みわたっていました。それが意味するのは、一人の女性としてのしなやかな強さと、本当の自由への第一歩なのかもしれません。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

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