どうしても比較してしまう場合はどうする?
Q.「他人の幸せ」に反応してしまう心を、自分の本当の望みや「自分軸」に引き戻す上で有効な問いかけを教えてください。
うるかすさん「他人のことをうらやましいなと思う気持ちを抑える必要はありませんが、『必ずしもキラキラした相手の日常を自分の人生の中に落とし込む必要はない』という意識を持つことが重要です。
『他の人はどう思うかな』といったように他人のフィルターを通したり、他人から受け取った情報をそのままうのみにしたりするのではなく、『自分は何がしたい?』『私が好きなことは?』ということを一度意識して考えてみてください。
それでも誰かと比較する気持ちがぬぐえない場合は、他人ではなく『過去の自分』と比較するとよいですね。過去の自分であれば比較する内容や物事は事実をもとにしていますし、余計な心配を感じる必要もありません。
また、『昨日よりも仕事が進んだ』『早く起きられるようになった』『掃除ができた』など、小さなことでも成功体験を感じやすくなり、自分の成長を実感しやすくなるでしょう。
ただ、中には自分自身を優先することを、無意識のうちに厳しく禁止している人もいらっしゃいます。そのため、自分ではその『禁止行為』に気付くこと自体が難しくなっている場合もあります。
本人にとっては、周囲に気を配ったり、相手を優先したりすることが当たり前になっていて、自分を優先する行動の方が、むしろ不自然で落ち着かないものとして感じられていることも少なくありません。
『自分は何がしたいのだろう』と考えても、すぐに答えが出てこない時には、そうした背景が影響している可能性もあります。
そのような場合には、カウンセラーなど第三者と一緒に、自分の価値観や軸についてゆっくり考えてみることも一つの方法かもしれません」
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友達や職場の同僚など、近しい関係にとどまらず、SNSをはじめとしてさまざまな人の生活が垣間見える現代社会は、自分と他者をどうしても比較しやすい状況にあります。
そんなときは、「気持ちを変えよう」とするのではなく、日々の過ごし方を少しだけ意識して変えてみると効果があるかもしれません。
