以前付き合っていた彼は、私が意見を伝えるたびに、「そう思うんだね。でも、ほかの人は違うかもしれないでしょ?」と言う人でした。冷静な受け止め方のようでいて、私はいつの間にか彼の考えに流されるようになってしまい……。
浮気を食事にたとえる彼
付き合ってしばらく経ったある日、彼の浮気が発覚しました。私は事実を確かめるため、彼に話を聞くことに。すると、彼の口から出てきたのは、謝罪とはほど遠い言葉だったのです。
「ねえ、考えてみてよ。毎日同じ食事だったら飽きるでしょ? それと同じなんだよ。たまにほかの人を見るから、自分の恋人の良さを改めて実感できるんだよ?」
あまりに身勝手な言い分に、私はすぐさま反論しました。
謝罪の言葉はなく…
私が「そもそも人と食べ物を同じように考えないでよ!」と返すと、彼は「まあ、そういう意見もあるよね」と、どこか他人事のように答えたのです。その後も彼は謝るどころか、自分の考えを正当化するような言葉を続けました。
そして彼は、「どうする? 嫌なら別れるよ。でもさ、今俺がここにいるってことがどういう意味か、わかってほしいな」と告げたのです。
浮気を受け入れるか試されているような言い方に、私は自分の存在が軽く見られているように感じ、悲しくなりました。同時に、これ以上何を伝えても、彼には届かないのだと悟ったのです。

