息子が結婚して初めての大型連休。私は息子夫婦が来るのを楽しみに、料理や寝具を整えて待っていました。お嫁さんは一見おっとりした雰囲気の方で、これから少しずつ良い関係を築いていけたらと思っていました。しかし、実際に迎えてみると、思い描いていた帰省とは少し違う時間になったのです。
初めての帰省を楽しみにしていた私
息子が結婚して初めての大型連休、私は息子夫婦の帰省を心待ちにしていました。せっかく来てくれるのだから気持ちよく過ごしてほしいと思い、数日前から料理の準備をし、寝具も整えて待っていました。
お嫁さんは、これまでの印象ではおっとりした方に見えました。最初は少し気をつかい合うこともあるだろうと思いながらも、少しずつ打ち解けていければいいと考えていたのです。
ところが、到着してまもなく、私は少し戸惑うことになりました。お嫁さんはあいさつもそこそこに、リビングのソファに横になり、「お義母さん、喉が渇いたので冷たいお茶をください」と言ったのです。突然の言葉に驚きましたが、長旅で疲れていたのかもしれないと思い、その場では深く受け止めないようにしました。
手料理へのひと言に、胸がざわついて
さらに戸惑ったのは、その日の夕食時でした。私は数日前から仕込んでいた手料理を食卓に並べました。家族でゆっくり味わえたらと思い、手間をかけて準備していたものです。しかし、お嫁さんはひと口食べると、「あ、私こういう古い味付け苦手なんです。デパ地下のオードブルとか、ピザとか取ってもらえませんか?」と、何げない様子で言いました。
好みがあるのは仕方ありません。けれど、準備した料理を前にしてそう言われたことで、私は返す言葉に迷ってしまいました。悪気があったのかどうかはわかりませんが、その言い方に少し寂しさを感じたのです。
せっかくの帰省だから空気を悪くしたくないと思い、その場では大きく反応しないようにしました。それでも、心の中には小さな違和感が残りました。

