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65歳未満がなる「若年性アルツハイマーの症状」はご存じですか?原因も医師が解説!

65歳未満がなる「若年性アルツハイマーの症状」はご存じですか?原因も医師が解説!

若年性アルツハイマーの症状

若年性アルツハイマーの症状は、中核症状と周辺症状に大きく分けられ、ほかの病気や日常生活でのミスと見分けがつきにくい初期症状もあります。
その結果、進行してからはじめて若年性アルツハイマーであると判明するケースも少なくありません。適切な対応を早期に始めるためにも、それぞれの段階で現れるサインを確認しておきましょう。

初期症状

若年性アルツハイマーは、働き盛りの世代で発症することもあるため、仕事のミスや家事の効率低下といった日常生活での変化が現れます。医学的な初期症状は、以下のとおりです。

・視空間認知障害

・行動・性格の変化

・協調運動の障害

距離感がつかめなくなり、物にぶつかるなどの視空間認知障害がみられ、イライラしやすくなったり趣味や活動への興味が失われたりすることもあります。ボタンをかけることや書くことなど手先を使う細かな作業が苦手になることがあります。

中核症状

中核症状とは、脳の神経細胞の障害によって直接引き起こされる、認知機能の障害のことです。具体的には、以下のような症状が現れます。

・記憶障害

・見当識障害

・遂行機能障害

・言語障害

新しい記憶が失われる記憶障害や時間・場所がわからなくなる見当識障害、計画してやり遂げることがむずかしくなる遂行機能障害などです。認知症が始まったことを悟られたくない反応である取り繕いの態度もみられ、症状の発見を遅らせる要因となることがあります。

周辺症状

周辺症状(BPSD)は中核症状を背景として、環境やストレスなどの外的要因によって二次的に現れる症状です。行動症状と心理症状に分けられ、行動症状は暴言や徘徊、心理症状は妄想や幻覚などが代表的です。
周辺症状は、本人の性格や環境、周囲との関係性に左右されるため症状の現れ方に個人差があります。

若年性アルツハイマーの検査方法と治療法

若年性アルツハイマーが疑われる場合、もの忘れ外来など認知症を診ている科を受診しましょう。いつからどのような変化が見られたかなどを、整理したメモを持参することがおすすめです。
ここでは、検査の内容と治療の進め方について解説します。早期から適切な治療を行うことで、進行を緩やかにし、生活の質を維持することにつながります。

検査方法

若年性アルツハイマーの検査方法は、以下のとおりです。

・問診

・神経心理検査

・脳画像診断検査

・内科的検査

問診をはじめ、認知症の原因となる病気や認知症に似た症状を起こす病気の有無を確認するために、内科的診察や血液検査を行います。
神経心理検査では、質問に答えることなどにより脳の働きを調べます。画像診断は、脳の萎縮や脳血流の低下が起きている場所、程度を調べるための検査です。

治療法

若年性アルツハイマーを含む認知症領域では、治療法の研究や薬の開発が進んでいますが、現時点では根本的な治療法は確立されていません。そのため、進行を遅らせたり症状を軽減させたりする対処療法が中心であり、具体的な治療内容は以下のとおりです。

・薬物療法

・リハビリテーション

・生活指導

・環境調整

これらを組み合わせ、生活の質を維持することが治療の目的です。アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症では、中核症状である認知機能障害を和らげる薬が使われ、それ以外の認知症では一部の症状に対して投薬を行う場合があります。
リハビリテーションなどの非薬物療法は、周辺症状を軽減する効果が期待できます。

配信元: Medical DOC

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