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「バリウム検査の副作用」はご存じですか?対処法や重篤な合併症を医師が解説!

「バリウム検査の副作用」はご存じですか?対処法や重篤な合併症を医師が解説!

バリウム検査の副作用とは?メディカルドック監修医が、バリウム検査後に起こりやすい体調不良の原因や、アレルギーなどの注意すべき症状、早く排出するための正しい過ごし方について解説します。

木村 香菜

監修医師:
木村 香菜(医師)

名古屋大学医学部卒業。初期臨床研修修了後、大学病院や、がんセンターなどで放射線科一般・治療分野で勤務。その後、行政機関で、感染症対策等主査としても勤務。その際には、新型コロナウイルス感染症にも対応。現在は、主に健診クリニックで、人間ドックや健康診断の診察や説明、生活習慣指導を担当している。また放射線治療医として、がん治療にも携わっている。放射線治療専門医、日本医師会認定産業医。

胃のバリウム検査(胃部X線検査)とは?

胃のバリウム検査は、胃の形や粘膜の異常をX線で確認する検査です。胃がん検診などでも広く行われています。まずは、検査の仕組みや副作用が起こる背景について確認していきましょう。

バリウム検査の目的と仕組み

バリウム検査は、硫酸バリウムという造影剤を飲み、胃の内部をX線で撮影する検査です。胃の粘膜の凹凸を写し出すことで、胃がんや胃潰瘍、ポリープなどの異常を調べます。発泡剤で胃を膨らませながら撮影するため、げっぷを我慢する必要があります。頻度は少ないものの、検査後にはバリウムや下剤の影響による体調変化がみられることがあります。

なぜバリウム検査後に体調不良や副作用が起きることがあるのか

バリウムは体内に吸収されない物質で、便として排出されます。しかし、水分が不足すると腸内で固まりやすく、便秘や腹部膨満感の原因になります。また、検査後に服用する下剤によって腹痛や下痢が起こることもあります。さらに、発泡剤による胃の張りや、検査中の体位変換による身体的負担から、気分不良や吐き気を感じる方もいます。

バリウム検査後に起こりやすい副作用

バリウム検査後の副作用の多くは軽度ですが、症状が長引く場合には注意が必要です。よくみられる症状について解説します。

バリウム後に便秘の悪化や胃痛が起こる原因

もっとも多い副作用は便秘です。バリウムは水分を吸収すると硬くなる性質があり、十分に排出されないと腸内で固まることがあります。普段から便秘傾向のある方や高齢の方では、とくに注意が必要です。また、発泡剤で胃を膨らませた影響や、検査中に胃腸へ負担がかかることで、一時的な胃痛や腹部不快感を感じることもあります。検査後は早めに水分を摂り、下剤を指示どおり服用することが大切です。

バリウム検査後の吐き気や頭痛・嘔吐を伴う場合の対処法

検査後に吐き気や頭痛を感じる場合があります。発泡剤による胃の膨張感や、緊張、脱水などが関係していると考えられています。軽い症状であれば安静と水分補給で改善することが多いですが、繰り返す嘔吐や強い頭痛を伴う場合は注意が必要です。腸閉塞や消化管穿孔など重篤な合併症の初期症状の可能性もあるため、症状が強い場合は医療機関へ相談しましょう。

配信元: Medical DOC

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