藤井恵さん流の「酷暑を乗り切るワザ」を詰め込んだ一冊
料理研究家・藤井恵さんの著書『藤井恵の夏ごはん』は、長くて厳しい夏を、おいしく乗り切るためのレシピ本です。
近年の日本の夏は気温がとても高く、体力を奪われてしまう日が続きます。疲れているときにごはんを作るのは、本当に大変なことですよね。
藤井さんも、夏の暑さと仕事、家事の疲れが重なり、「一品作るだけで精一杯」という日もあったそう。「夏でもとりあえず鍋」という日も多かったと本書の前書きに記しています。
本書にはその経験から生まれた、夏のごはん作りに困らないくふうが1冊に詰まっています。
かたくなりがちな「冷しゃぶ」をやわらかく仕上げるレシピ
今回ご紹介するのは、本書の中でも画期的なアイデアが光る「冷しゃぶ」のレシピです。
ひんやりと食べやすく、肉も野菜もバランスよくとれる冷しゃぶは夏の献立の心強い味方。ところが、ゆでたお肉がパサパサした食感になってしまい、がっかりした経験はありませんか?
藤井恵さんの冷しゃぶレシピでは、そんな残念なパサパサ食感を「あるもの」を使って回避するのです。詳しいレシピを見てみましょう!
夏野菜と豚しゃぶのごま玉ねぎだれ
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)…200g
【下味】
マヨネーズ…大さじ1
酒…大さじ1/2
トマト…1個(約150g)
きゅうり…2本(約200g)
【ごま玉ねぎだれ】
玉ねぎの薄切り…1/2個分(約100g)
白すりごま…大さじ2
しょうゆ、酢…各大さじ1と1/2
砂糖…小さじ1/2
ごま油…小さじ1
塩
1. きゅうりは両端を切ってポリ袋に入れる。袋の上からめん棒などでたたいてひびを入れ、取り出して一口大に裂く。トマトはへたを取り、幅1.5cmのくし形切りにする。下味の材料を混ぜ、豚肉に塗る。ごま玉ねぎだれの材料を混ぜる。
2. 鍋にたっぷりの湯を沸かして塩少々を加え、豚肉を広げ入れてほぐす。肉の色が変わったら、ざるに上げてさます。器にきゅうりとトマトを盛り、豚しゃぶをのせて、ごま玉ねぎだれをかける。
しっとりやわらかく仕上げるコツは、表面にマヨネーズを塗ってコーティングすること。 ゆでた豚肉が冷めてもパサつきにくくなります。 ぜひ一度試してみてくださいね。

