静かな反撃
久々に当たったアリーナ公演の当日も、ウキウキで出掛けようとする私に夫は「いい年してキャーキャー騒ぐの、みっともないぞ」と一言。
その瞬間、ずっと我慢していたものが限界に達した気がしました。
「人の楽しみを年齢だけで笑うほうが、よっぽどみっともないと思うけど」
私が感情を抑え、静かに返すと、夫は一瞬黙り込みましたが、まだ納得いかない表情で、苦し紛れに言葉を濁そうとしました。
娘が放った痛烈な一言
その時、リビングにいた中学生の娘がこう言ってくれたのです。
「お母さんはライブのために毎日頑張ってるし、楽しみがあるって素敵じゃん」
さらに娘は、動揺する夫に向かって間髪入れずに言い放ちました。
「いい歳して好きなことを楽しんでる人を笑うことのほうが、よっぽど恥ずかしいよ」
部屋が一気に静まり返り、夫は何も言い返せず、気まずそうに視線をそらしました。
娘にそこまではっきり言われて、夫もさすがに返す言葉がないようでした。

