病気になって気付けた幸せもたくさんある
編集部
病気の前後で変化したことを教えてください。
M.Nさん
周りに感謝するようになりました。「自分のペースに合わせてくれること」や「自分と一緒にいてくれること」は当たり前ではありません。とても幸せなことです。常に感謝の気持ちを忘れずに、相手のことを考えられる人になりたいですね。
編集部
闘病中を振り返ってみて、後悔していることはありますか?
M.Nさん
後悔していることはありません。確かに仕事やプライベートに支障をきたすほどの強い症状、未知の検査やその後の治療など、つらいことはたくさんありました。しかし、ほかの人には経験できないことを経験し、その度に多くのことを学ばせてもらったと思っています。
編集部
現在の体調や生活はいかがですか?
M.Nさん
ステロイド治療を続けながら日常生活を送っています。体調も、その日にならないと分かりません。この病気とうまく付き合っていくために「無理は禁物!」と自分に言い聞かせ、その日の体調に合わせて行動することを心掛けています。
編集部
医療従事者に望むことはありますか?
M.Nさん
患者さんは、さまざまな不安を抱えながら検査や治療を受け、療養生活を送っています。医療従事者にとって当たり前の検査や治療も、患者さんにとっては未知の世界であり、とても怖いものです。それでも「怖い」と言えない人がほとんどだと思うので、患者さんの言葉だけでなく、表情や行動にも気を配り、少しでも安心して検査や治療が受けられるようサポートしてもらえたらうれしいですね。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
M.Nさん
病気になった現実は変えられませんが、病気になったことで気付けた幸せはたくさんありました。正直に言うと諦めたくなるときもあります。でも、私はその先にある幸せを見つけるために日々頑張りたい――。私の経験談が、同じように病気とともに生きる人に、少しでも役立っていたらうれしく思います。
編集後記
M.Nさんが語る病気を通して気付いた人への感謝や、その日の体調に合わせて日々を過ごすことの大切さは、同じように病と向き合う人にも共感できるのではないでしょうか? 原因不明の症状が長く続くときは、一人で抱え込まず、信頼できる医療機関や身近な人を頼ってみてください。
本稿には特定の医薬品、医療機器についての記述がありますが、情報提供のみを目的としたものであり、医療上の助言や販売促進などを目的とするものではありません。
なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
記事監修医師:
田島 実紅(医師)
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。
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