3.身につけるものに慣らす

ボディケアと同様に、洋服や包帯、おむつなど身につけるものに少しずつ慣らしておくことも必要です。
老犬になると代謝が悪くなって体温調節がうまくできなくなり、若い頃よりも寒がりになることがあります。また、皮膚がデリケートになることもあり、日常的に洋服を着させる必要が出てくることも考えられます。
本格的な介護が始まると、体を支えるためのハーネスや滑り止め用の靴下、おむつなどを身につけることもあると思います。
それらのものに対して全く経験がなく、シニア期になって初めて身につけると強いストレスを感じてしまうこともあります。
老犬に必要以上のストレスをかけることがないように、若く元気なうちから少しずつ慣らしておきましょう。
4.生活環境を安全に整える

若い頃は身軽に動き回っている犬も、年齢を重ねると少しずつ筋力や体力、空間認知能力などが低下して、動きも鈍くなっていきます。
そのため、家の中の階段や段差をスムーズに昇り降りできなくなったり、角をうまく曲がれずぶつかったりしてしまうこともあります。
無理に段差を降りようとして関節を痛めたり、骨折など大きなケガをしたりすることもあるので、安全に暮らせるように環境を整えながらサポートをすることが大切です。
日常的に段差を昇る必要がある場所にはスロープを用意したり、ひとりで階段を使わないように柵を設置したりするといいでしょう。
また、家具や建具の角に衝突防止用のクッションをつけたり、狭い場所に入り込まないように行動範囲を制限したりすることも必要です。

