もしあなたが、初デートした男性に「今度(牛丼の)松屋に行きましょう」と言われたら、どう感じますか? 今回は、そういった言動の“裏”を読みすぎてしまう女性のケースです。
「相手を疑う」が前提になっている34歳女性
今の婚活は、友人の紹介や職場恋愛よりも、マッチングアプリや結婚相談所などの婚活サービスが主流です。共通の知人がいなくて先に条件が見えてしまうプラットフォームで出会うからこそ、「失敗したくない」という気持ちが強くなりすぎる人もいます。
慎重になること自体は悪くありません。けれども、慎重さが行き過ぎて「相手を疑う」ことが前提になると、せっかくのご縁を自ら壊してしまうことがあります。34歳の尚子さん(仮名)もその一人でした。有名大学を卒業後、金融機関へ就職。仕事選びの基準は「安定」でした。恋愛経験はありません。
結婚相談所で活動していますが、仮交際に進んでも3回以上会えた男性はいません。「好きって気持ちが分からない。どの男性と会っても嫌になってくる」。そう言って相談にやってきました。
話を聞くと、相手に嫌なところがあるというよりも、尚子さん自身に“被害妄想”とも言えるほど警戒心があることが課題でした。
「デート候補が平日」なだけでモヤモヤ
尚子さんはSEの直人さん(仮名)とお見合いし、仮交際に進みました。次回デートの日程調整の際、直人さんから提示された候補は平日の夜と土曜の夜でした。そこで尚子さんは会いたいという気持ちになれず、デートが面倒になってしまったというのです。
菊乃「何が気になったのですか?」尚子さん「婚活だから分かるんですけど、週末の昼じゃないということは、他にも会っている女性がいるってことですよね」
菊乃「結婚相談所だからそうだと思うんですけど、でも、それの何が問題なんですか?」
尚子さん「平日だと私にそんなに興味がないんだろうなと思ってしまって。実家暮らしなので、親に『夕飯いらない』と言うのも面倒だし、なんだか会うのがしんどくなってしまいました」
確かに婚活では複数人と同時進行で会うことは当たり前です。とはいえ本当に興味がないならまず会いません。同時並行で5人ぐらいとデートしている女性もいます。
にもかかわらず、「他の女性とも会っているかもしれない」から「私に興味がない」に飛躍してモヤモヤしてしまう。これが尚子さんのパターンでした。

