血圧が高い時の食事のポイントは?
食事の改善は高血圧治療の柱の一つです。
血圧が高いときに避けた方がいい食品は?
塩分の多い加工食品や外食、脂身の多い肉料理、習慣的な飲酒は血圧を上げやすいため控えましょう。
血圧を下げるのにおすすめの食べ物はある?
高血圧対策として、世界的に推奨されているのがDASH食です。以下の成分を意識しましょう。
カリウム(野菜・果物・海藻):体内の余分なナトリウムを排出し、血圧を下げる働きがあります。
カルシウム・マグネシウム(大豆製品・乳製品):血管の収縮と拡張を調整し、血圧を安定させます。
食物繊維(玄米・きのこ類):脂質や糖の吸収を穏やかにし、動脈硬化の予防に役立ちます。
味付けは塩や醤油を控えめにして、お酢・レモン・香辛料・だしを活用することで、無理なく減塩ができます。ただし、腎機能が低下している方はカリウム制限が必要な場合があるため、医師の指導に従ってください。
血圧が高いときは水分を多めに摂取した方が良い?
脱水状態になると血液が濃くなり、血栓や脳梗塞のリスクが高まるため、適切な水分補給は重要です。目安としては1日1.5L前後を、コップ1杯ずつこまめに摂取しましょう。
ただし、心不全や腎機能が低下している場合は、水分の摂りすぎが体に負担となることがあるため、かかりつけ医の指示に従ってください。
「血圧が高い時の過ごし方」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血圧が高い時の過ごし方」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
血圧が高いときはどのように過ごせば良いですか?
藤井 弘敦(医師)
第一に安静です。30分ほど静かに座るか横になり、深呼吸を繰り返しましょう。慌てて何度も測り直すと、不安でかえって血圧が上がります。その時の数値と症状をメモして、落ち着いたら必要に応じて医療機関に相談しましょう。
血圧はどうすれば下がりますか
藤井 弘敦(医師)
急な血圧上昇に対してはまず安静が効果的ですが、根本的には「減塩」「減量」「有酸素運動」「筋力トレーニング」「禁煙」「十分な睡眠」が基本です。生活習慣の改善で10mmHg程度下がることも珍しくありません。
血圧測定でいつもより数値が高いとき、NGとなる生活習慣はありますか?
藤井 弘敦(医師)
熱いお湯への入浴、サウナ、激しい筋力トレーニング、飲酒、喫煙、コーヒーの飲みすぎは、さらに血圧を跳ね上げるため避けてください。
血圧の上が140以上になった場合、高血圧の治療が必要ですか?
藤井 弘敦(医師)
140/90mmHg以上は医学的に「高血圧」と定義されます。すぐに薬による治療が始まるとは限りませんが、医師の診断を受けて、生活習慣の見直しや合併症の有無を確認することが強く推奨されます。

