結婚して間もないころのことです。義母の病院の付き添いをしたとき、受付での何気ないやり取りをきっかけに、妻も知らなかった“ある事実”が発覚しました。その瞬間、僕は思わず「そんなことある!?」と驚いてしまって……。
妻は何事もきっちり確認するタイプ
妻はもともととても几帳面な性格です。家計簿はきちんとつけていますし、旅行の予約や役所の手続きも何度も確認してから進めるタイプ。どちらかというと大ざっぱな僕は、「ちゃんと確認した?」と妻に注意されることも少なくありませんでした。
書類の記入や各種手続きも得意で、結婚後の住所変更や名義変更なども、ほとんど妻が段取りよく進めてくれていました。
そのため僕は、「こういう手続き関係は妻に任せておけば安心だな」と思っていたのです。
病院で思わぬ指摘が…
そんな僕たちが思わず驚いてしまったのが、義母の検査に付き添ったときのことでした。義母は病院での手続きが少し苦手だったため、受付では妻が代わりに問診票を記入していました。
妻は住所や連絡先などを迷うことなくすらすらと書き進め、僕はその様子を見ながら「さすがだな」と思っていました。
ところが、問診票を提出した直後のことです。受付の方が保険証を確認しながら、妻に声をかけました。
「恐れ入ります。お名前の漢字が異なっているようですが……」
妻は不思議そうな顔で保険証を受け取りました。そして問診票と見比べると、そこには確かに一文字だけ異なる漢字が記されていたのです。

