浅瀬の磯は、不思議な生き物の宝庫
でんかさんは北海道出身。海洋系の大学に進学したのをきっかけに、磯での生き物観察を始めたといいます。「北海道では見られなかった、なんともカラフルな生き物がそこら中にあふれかえっていたのが印象に残っています」と振り返るでんかさん。今は海の生き物に関わる仕事をしながら、観察活動を続けているそうです。
最近、とくに気になっている生き物についても教えてくれました。
でんかさん「深海生物が人気な昨今ですが、浅瀬の磯にも魅力あふれる不思議な生き物がたくさん観察できます。なかでも気になっているのは、高い知能を持つとされる頭足類(イカ・タコの仲間)、多様性に富むカニの仲間たち、そして人間のように雑食で家にすむヤドカリ類です」
深海ばかりが注目されがちですが、私たちのすぐ近くの磯にも、こんなに個性豊かな生き物がいるのですね。
まだまだいる!でんかさんが投稿する魅力的な生き物たち
でんかさんのアカウントには、ケブカガニ以外にも、思わず目を奪われる海の生き物が次々と登場します。いくつかご紹介しましょう。1つ目は「イソクズガニ」というカニです。500円玉ほどの大きさで、手のひらや手の甲をちょこちょこと歩く様子が投稿されています。


体に苔や水草のようなものをまとっているため、水の中にいたら見つけるのは至難の業。ケブカガニと同じく、まわりに溶け込んで身を隠す名人のようです。
2つ目は「ムラサキチリメンガニ」です。白い入れ物に入った真っ赤なカニの写真なのですが、よく見るとその入れ物はなんとペットボトルのキャップ。

ゆでていないのに赤いというのも驚きですが、それ以上に、キャップにすっぽり収まってしまうほどの小ささに目を奪われます。
3つ目は、ガラスの器にたくさん入った「ヒオウギガイ」という貝。オレンジ、黄色、赤、紫と、まるで宝石のようにカラフルで、大きさもさまざまです。

ときどきスイスイと泳ぐ姿もなんとも愛らしく、見ているだけで気持ちが華やぎます。

でんかさんのXアカウント(@K_theHermit)では、ほかにも美しい海の生き物たちの姿を見ることができます。ぜひチェックしてみてくださいね。

