「腎臓病の症状」はご存知ですか?受診の目安となる症状も解説!【医師監修】

「腎臓病の症状」はご存知ですか?受診の目安となる症状も解説!【医師監修】

腎臓病の症状でよくある質問

腎臓病の症状でよくある質問

腎臓病の症状が出ているのは、すでに進行している状態ですか?

腎臓病は、症状が現れた時点で病気が進行していることがあります。特に、慢性腎臓病は、腎機能がある程度低下しても残された組織が働きを補うため、初期には症状がほとんど現れません。むくみや息切れ、食欲低下などが続く場合は、尿検査や血液検査で腎臓の状態を確認する必要があります。一方で、急性糸球体腎炎や急性腎障害、ネフローゼ症候群は、発症後の早い時期から血尿やむくみなどがみられることがあります。

自宅で腎臓病のサインに気付く方法を教えてください

自宅で確認しやすいのは、体重の増加とむくみです。食事量が増えたわけではないのに、数日で2〜3Kg体重が増えた場合は、体内に水分がたまっている可能性があります。毎日なるべく同じ時間帯に体重を測り、変化を記録しておくとよいです。
むくみは、朝のまぶたや夕方の足に現れやすいです。靴下の跡が残る、靴がきつくなる、脛を指で押した後に跡が残るといった変化も確認してください。併せて、尿の泡立ちや色、尿量の変化にも気を付けましょう。気になる変化が続く場合は、病院で相談してください。

編集部まとめ

編集部まとめ

腎臓病は、初期には自覚症状がほとんどなく、気付かないまま進行することがあります。むくみやだるさ、息切れ、尿の泡立ち、血尿、尿量の変化などは、腎機能の低下に気付くきっかけになります。ただし、症状が現れる前から、尿検査や血液検査に異常がみられることもあります。
健診で尿蛋白やeGFRの異常を指摘された場合は、症状がなくても放置せず、内科や腎臓内科で相談してください。急な息苦しさや強い吐き気、意識の変化、尿量の大幅な減少がある場合は、速やかな受診が必要です。日頃から体重や血圧、尿の変化を確認し、定期的に健診を受けることが早期発見につながります。

参考文献

『エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023』(日本腎臓学会)

『CKD診療ガイド2024』(日本腎臓学会)

配信元: Medical DOC

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