夏になると、冷たくて食べやすいそうめんが食卓に並ぶ機会が増えます。手軽に用意できるので、暑い日の昼食や夕食に取り入れる家庭も多いでしょう。
それに合わせて出番が増えるのが、そうめんつゆです。そうめんつゆには、そのまま使えるストレートタイプと水で薄めて使う濃縮タイプがありますが、それぞれの特徴まで意識して選ぶ機会は少ないかもしれません。
そこで、ストレートタイプと濃縮タイプの違いや使い分けについて、めんつゆメーカーのヤマキ株式会社に聞いてみました。
ストレートタイプはそうめん向き
ストレートタイプのそうめんつゆの大きな特徴は、薄めずにそのまま使えることです。
そうめんやそばなど特定の麺に合わせた商品も多く、それぞれの麺がおいしく食べられるよう味が調整されています。
※写真はイメージ
そうめん用のストレートつゆは、だしの風味を感じやすいように作られているのがポイントです。
冷蔵庫で冷やしておけば薄める手間もなく手軽に使え、ゆでたそうめんをすぐに楽しめます。
濃縮タイプは料理にも使いやすい
一方の濃縮タイプは、つけつゆだけでなく、かけつゆ、天つゆ、煮物、おでん、おひたしなど、幅広い料理に使うことを前提に作られたものです。
濃縮度合いが高くなるほど醤油、砂糖、塩などの割合が増え、だしの配合量は相対的に少なくなります。だし感をしっかり楽しみたいなら、ストレートタイプが向いているでしょう。
手軽さならストレート、汎用性なら濃縮
食べる人数が少ない時やそうめんを手軽に食べたい時は、ストレートタイプのそうめんつゆが便利です。薄める手間がなく、味の濃さも安定しやすいでしょう。
※写真はイメージ
家族でよく使う場合や料理にも活用したい場合は、濃縮タイプが役立ちます。保存スペースを抑えやすく、用途に応じて濃さを変えられるので便利です。
氷を入れる時は味の薄まりに注意
濃縮タイプのそうめんつゆを薄める水は、一般的には軟水が向いているとされます。ミネラル分の多い硬水が、だしの風味やつゆの味わいに影響することがあるためです。
ただし、市販の濃縮つゆはあらかじめ味が整えられているので、水の違いによる影響はあまり受けないとも言われます。
家庭で使う場合は、普段飲んでいる水で基本的に問題ありません。風味の違いが気になる場合は、軟水を使うとよいでしょう。
ストレートつゆに氷を入れると味が薄まるため、あらかじめ冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。濃縮タイプなら、氷が溶ける分を考慮して水を減らすなどの調整ができます。

