全身性エリテマトーデスの分類基準についてよくある質問

分類基準で何点以上の場合に全身性エリテマトーデスと判断されますか?
EULAR/ACR分類基準で、10点以上かつ少なくとも1つの臨床項目を満たす場合に全身性エリテマトーデスと分類します。
診断には何度も検査が必要ですか?
全身性エリテマトーデスの診断では、1回の検査だけで判断できないことがあります。症状がそろっているか、血液検査や尿検査に変化があるか、自己抗体や補体の結果がどう変わるかをみながら、総合的に判断します。そのため、必要に応じて何度か検査を行い、経過を確認することがあります。
編集部まとめ

この記事は、全身性エリテマトーデスの診断で確認するポイントや、2019年に改訂された分類基準、主な検査項目について解説しました。
全身性エリテマトーデスは、症状の出方に個人差が大きく、血液検査や尿検査の結果だけで機械的に診断できる病気ではありません。診察での症状の確認、検査結果、経過などを総合的にみて判断します。
原因のわからない疲れや関節の痛み、発熱、皮膚症状などが続いている場合や、複数の症状が重なっていて不安な場合は、自己判断で抱え込まず、膠原病内科やリウマチ科、またはお近くの内科で相談してみましょう。
早めに相談することで、必要な検査につながり、また、不安の解消にも近づくでしょう。
気になる症状がある場合は、早めに受診しましょう。
参考文献
『全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病49)』(難病情報センター)
『Updating the American College of Rheumatology revised criteria for the classification of systemic lupus erythematosus』(Arthritis Rheum)
『Derivation and Validation of Systemic Lupus International Collaborating Clinics Classification Criteria for Systemic Lupus Erythematosus』(Arthritis Rheum)
『2019 European League Against Rheumatism/American College of Rheumatology classification criteria for systemic lupus erythematosus』(Annals of the Rheumatic Diseases)- 「全身性エリテマトーデスの治療法」はご存知ですか?通院や検査の頻度も解説!
──────────── - 「膠原病の治療法」はご存知ですか?治療薬についても解説!【医師監修】
──────────── - 「強皮症の原因」は何が考えられる?女性に罹患者が多い原因も解説!【医師監修】
────────────

