東京湾奥の夏ダコシーズンが6月に開幕。
千葉県側は長浦沖、東京の羽田沖、神奈川側は川崎〜横浜沖の水深10m前後で岸壁や岸際の構造物付近など岸寄りのポイントを狙っている。
7月には神奈川県側の富岡~八景沖も開幕して釣り場が拡大、夏ダコ本番に突入する。
8月に入ると数は減るもののサイズがよくなり、9月にシーズン終盤を迎えるのがここ数年のパターンだ。
今シーズンの開幕初日は、長浦沖や羽田沖、川崎沖に湾奥のマダコ船が集結、どの船もトップ20杯の爆乗りフィーバーで最高のスタートを切った。
その情報が広まり連日盛況の中、開幕から一週間後の6月8日、東京湾奥金沢八景の太田屋へ向かった。
佐藤楓船長に近況をうかがうと、初日は0.3~3.2kgがトップ20杯、2日目も0.3~2.2kgがトップ20杯。
3日目以降はやや落ち着いたものの、それでも0.3~0.8kgをメインに時折1~1.3kgも顔を出し、トップ12~13杯と2ケタをキープしているとのこと。
釣り場も開幕から変わらず川崎沖の水深8~12m前後をメインに狙っているそうだ。

▲餌木の代わりに自作のテンヤにブタの脂身を付けた仕掛けでタコをゲット
東京湾奥のマダコタックル
★道糸が細いと根掛かりでの回収率が下がるため、船長はPE3号をすすめている。
オモリは25~30号を水深や潮況で使い分ける。


▲餌木のカラーは2個付けを例にすると白、黄色、ピンクの3色をそろえておき、黄色は1個目に固定、もう1個は澄み潮であれば白、濁り潮はピンクという具合に考えると色選びに迷わなくなる

▲根掛かりしやすい場所は1個に減らす
川崎沖で小型連発
7時15分に17名のマダコファンを乗せて出船、ポイントの川崎沖に8時前に到着。
「水深8mです。根掛かりに気を付けてください」と船長からのアナウンスで釣り開始。
この釣りに根掛かりは付き物とはいえ、なるべくしないように釣りたいもの。
皆さんの仕掛けを見ると捨て糸を付けて、根掛かりしてもできるだけ回収できるような工夫が見られる。
「オモリは底なら離さないでください。離すと乗りませんよ」と船長はアドバイスする。
岸壁付近を流していると左胴の間と右ミヨシ、左ミヨシの順に小型のマダコをゲット。
さらに左トモの半澤さんも続く。
半澤さんは開幕初日にも乗船しており、当日は30隻近いマダコ船がひしめいて移動もままならない状況の中、朝からバリバリ乗りまくったそうだ。
しかしこの日はその勢いはなく釣れてもポツポツという感じ。
続いて向かったのは川崎沖の堤防付近で水深8m前後。
さっそく右トモやミヨシで0.3~0.5kgのマダコが取り込まれた。
続いて、貸し道具で釣っていた右胴の間も大きく合わせたが残念ながら空振り。
「小づいてタコの重さを感じたら小づき続けて、餌木をしっかり抱かせてから大きく合わせてみてください」と船長からアドバイスを受けるとすぐに乗りがあり、0.5kgほどのマダコを釣り上げた。
やがて乗りが途絶えたので堤防から離れて少し沖へ移動し、深めのポイントをチェックするため水深12mのポイントを探る。
ゆっくり流していくとタコが固まっているところに当たったのか右胴の間、右トモ、左ミヨシとバラバラの釣り座で次つぎにヒットする一幕もあった。
乗りがいい日はほぼ同時にヒットすることが多いという。
10時半、左トモの半澤さんが4杯目、11時には左ミヨシの河江さんと、右ミヨシの土門さんが5杯目を釣り上げたところで横浜方面へ移動となる。

▲小型主体だったが、これはこれで身が柔らかくて超美味

▲貝殻を抱いたまま乗ってきた

