ビタミンB12の効果

赤血球の形成をサポートする
ビタミンB12は葉酸と協力して、骨髄で正常な赤血球形成に関与します。ビタミンB12が不足すると赤血球の細胞が正しく分裂・成熟することが難しくなるため、大きくて脆い異常な赤血球(巨赤芽球)ができてしまいます。その結果、酸素を運ぶ力が弱くなってしまいます。造血のサポートがスムーズに行われることで、全身に酸素がしっかり行き渡り、元気な毎日を過ごすことにつながります。
神経の機能を正常に保つ
ビタミンB12は神経細胞を保護する鞘のような組織(ミエリン)の主成分を作ることに関与していると言われています。手足の感覚を健やかに保ち、神経がスムーズに働く環境を維持することをサポートします。
DNAの合成や代謝を助ける
私たちの体は日々、新しい細胞へと生まれ変わっています。その設計図となるDNA(核酸)の合成にビタミンB12は不可欠です。葉酸と一緒にたんぱく質や核酸の代謝を助けます。体の組織が正常に維持される過程を助けることで、健康な体づくりを根本から支えています。
ビタミンB12の多い飲み物ランキング

ビタミンB12は主に動物性食品に含まれるため、飲み物の中では「貝類の抽出液」や「乳製品」が上位を占めます。日常に取り入れやすいおすすめの飲み物をランキング形式でご紹介します。
1位しじみ汁
しじみ/生(殻付き)には100gあたり68µgのビタミンB12が含まれています。しじみ汁に30g入れるとして、廃棄率75%で栄養価計算すると5.1µgのビタミンB12が含まれています。しじみ汁1杯で目安量を充足できる量に相当します。ビタミンB12は水溶性なのでしじみの出汁を味わうとともに、身も一緒に食べることでたんぱく質と結合した状態のビタミンB12も効率よく摂取できることになります。
2位牛乳
牛乳には100gあたり0.3µgのビタミンB12が含まれています。コップ1杯(約200ml)では0.6µgのビタミンB12が摂取できます。たんぱく質やカルシウムなどの栄養素も豊富で朝食や間食に手軽に取り入れることが可能です。牛乳が苦手な方には脱脂粉乳(スキムミルク)がおすすめです。1回あたり20g使用すると0.36µgのビタミンB12が摂取できます。牛乳よりあっさりした味わいで、シチューやホットケーキ、コーヒーなどにも取り入れることができ、長期保存が効く利点もあります。
3位栄養機能食品ドリンク
飲むヨーグルト系、野菜・果実飲料系、エナジードリンク・サプリメント飲料、総合栄養飲料(経口流動食)など、種類も豊富です。市販飲料を選ぶ際は、パッケージ背面の「栄養成分表示」を確認し、他の食事とのバランスを考慮して選ぶことが推奨されています。

