「リコピン」がトマトより多い”2つの食品”はご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!

「リコピン」がトマトより多い”2つの食品”はご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!

リコピンの効率的な摂取方法

リコピンの効率的な摂取方法

油と一緒に摂取する

リコピンは脂溶性のため、油と一緒に摂取することで吸収率が高まります。トマトにオリーブオイルを組み合わせるイタリア料理は、効率的な摂取方法の一例です。

加熱調理する

トマトをはじめとする野菜や果物などの植物には、固い細胞壁があります。リコピンは細胞壁の中にある栄養素のため、加熱や粉砕により細胞壁を壊すことで吸収率が高まります。またリコピンはトマトの皮部分に多く含まれているため、皮を剥かずに丸ごと食べることがおすすめです。

朝食時に摂取する

リコピンの吸収に関する研究では、朝に摂取した場合に効率よく摂取できる可能性が示されています。ただし個人差があるため、無理なく続けられるタイミングで摂取することが大切です。

「リコピンが多い食品」についてよくある質問

「リコピンが多い食品」についてよくある質問

ここまでリコピンなどを紹介しました。ここでは「リコピンが多い食品」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。

リコピンが多い食品は何でしょうか?

中岡 紀恵(管理栄養士)

トマト・トマト加工品、スイカ、ピンクグレープフルーツ、グァバなどが代表的です。生のトマトよりも加工品の方がリコピンを多く含み、吸収しやすいことが知られています。
トマトのほか、すいか、金時人参、ピンクグレープフルーツ、グァバ、柿など赤色の果物・野菜に含まれています。いちご、りんご、さくらんぼなども赤色の果物ですが、主な色素はリコピンではなく、アントシアニンなどのポリフェノール類です。リコピンを効率よく摂取したい場合は、トマトやトマト加工品、スイカ、ピンクグレープフルーツ、グァバなどを選ぶとよいでしょう。リコピンは生のトマトよりも加工品のほうが多く含まれており、さらに吸収しやすいことが知られています。また、完熟トマトのほうがリコピン含有量が多い傾向にあります。

生のトマトとトマトジュースではどちらがリコピンを効率的に摂取できますか?

中岡 紀恵(管理栄養士)

トマトジュースの方がリコピンを効率的に摂取できると考えられています。1日200ml程度を目安に摂取するとよいとされています。
生のトマトとトマトジュースでは、トマトジュースの方がリコピンを効率的に摂取できると考えられています。トマトを加熱・加工することで細胞が破壊され、リコピンが体内で吸収しやすい形になるためです。なおリコピンの働きを十分に得るためには、1日200ml程度のトマトジュース(リコピン含有量15〜20mg相当)を目安に摂取するとよいとされています。

編集部まとめ

リコピンは日々の食生活の中で取り入れやすく、健康維持に役立つ可能性があるとして研究が進められています。一度に大量に摂取するよりも、普段の食事の中で適量を継続的に取り入れることがポイントです。トマトをはじめ、さまざまな野菜や果物に含まれているため、毎日の食事に無理なく取り入れてみましょう。特定の食品に偏らず、バランスよい食事を心がけることも健康づくりには大切です。

「リコピン」と関連する病気

「リコピン」と関連する病気は1個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

皮膚科の病気

柑皮症

「リコピン」と関連する症状

「リコピン」と関連している、似ている症状は4個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

肌が黄色くなる

紫外線による肌の赤み

色素沈着

シミ

参考文献

生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット)|健康日本21アクション支援システム Webサイト

生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット)|厚生労働省

トマトまるごと まるわかり!|農林水産省

Top 10 Foods Highest in Lycopene

配信元: Medical DOC

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