前妻の幻想にすがった、あわれな夫の末路
離婚の手続きは、驚くほどスムーズに進みました。透哉は最後まで往生際悪く縋ってきましたが、弁護士を間に立てると、私が持っている証拠の強さに戦意を喪失したようです。
結局、私が受けたモラハラの慰謝料と、正当な額の養育費を支払うことに同意しました。
一方の一穂さんはというと、再婚相手から厳重な監視下に置かれることになったそうです。彼女が透哉に送っていた写真は、再婚相手にとっては耐え難い裏切りでした。
透哉は「一穂なら受け入れてくれる」と本気で思っていたようですが、いざ彼女が窮地に陥ると、彼女はあっさりと透哉との連絡を断ち切りました。
「悪いけど、これ以上私の家庭を壊さないで」
一穂が透哉に送った最後のメッセージは、彼が私に言っていた「元嫁との絆」がいかに脆いものだったかを証明していました。
夫は妻も子どももうしない、のこったのは慰謝料と養育費の支払いのみ。そして、やはり元妻との関係はもろいものでした。
夫は現実から目を背け、自分をあまやかしてくれる「都合のいい女」の幻想にすがりつづけていただけでした。自分のことしか考えていない夫の面倒をみる義理はありませんね。パートナーを大切にできない人は、自分に返ってくるものです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

