【台風・大雨】不安につけ込む「偽の防災アプリ」も 犯罪者から「スマホ」を守る防衛術とは

【台風・大雨】不安につけ込む「偽の防災アプリ」も 犯罪者から「スマホ」を守る防衛術とは


偽の防災アプリに要注意(画像はイメージ)

【画像】落ち着いて! これが「詐欺」に遭ったときにすべき“行動”です!

 6月の梅雨入りとともに、防災アプリや自治体からの通知、気象情報を確認する機会が増えています。しかし、大雨や災害への不安が高まるこの時期こそ、サイバー犯罪者が「人々の焦り」を悪用する好機でもあります。偽の防災サイト、フィッシングリンク、なりすましアプリの危険性と、正しい情報源の選び方について、専門家の解説とともに紹介します。

梅雨どきに増える「災害便乗詐欺」

 大雨や浸水、警報級の悪天候が続くと、リアルタイムの情報を求める人が一気に増えます。不安を感じているとき、人はリンクやアプリの出どころを確認する前に、つい反応してしまいがちです。サイバー犯罪者は、まさにこの「焦り」につけ込みます。

 サイバーセキュリティーの専門家であり、NordVPN(オランダ)の最高技術責任者を務めるマリユス・ブリエディスさんは、こうした傾向についてこう警鐘を鳴らします。「緊急時、人は一刻も早く情報を得ることに意識が向きます。詐欺師はそれを知っていて、緊急性を利用することで、普段なら働くはずの警戒心をすり抜けようとするのです」

よくある詐欺の手口

 災害便乗詐欺にはいくつかのパターンがあります。SMSやSNSで送られてくる偽の気象警報、避難情報を装ったフィッシングメッセージ、本物そっくりに作られた偽の防災アプリ、自治体や公的機関になりすましたウェブサイトなどです。

 例えば、本物の防災アプリと同じ名称やロゴ、アイコンを使った「なりすましアプリ」が公式のアプリストアに紛れ込んでいるケースがあります。ダウンロード数が極端に少なかったり、説明文に不自然な誤字があったりする場合は、偽物の可能性を疑うべきです。

 また、自治体の公式サイトに似せたページを用意し、「避難所情報を確認するにはログインが必要」などと称して、個人情報や位置情報の入力を求める手口も見られます。中には、アプリの権限設定で連絡先や写真へのアクセスを過剰に要求し、インストール後に個人データを収集するものもあります。

 ブリエディスさんはこう続けます。

「最も危険な詐欺は、一見『役に立つ』ように見えるものです。緊急情報や安全のためのガイダンスを約束するメッセージほど、警戒を緩めるのではなく、むしろ慎重に見るべきなのです」

配信元: オトナンサー

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