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赤ちゃんの『頭の形』、ヘルメット治療で変化が出やすいのは生後3〜6カ月? 始めどきを小児科医が解説

赤ちゃんの『頭の形』、ヘルメット治療で変化が出やすいのは生後3〜6カ月? 始めどきを小児科医が解説

ヘルメット治療、最適な開始時期は?

ヘルメット治療、最適な開始時期は?

編集部

いつ頃から開始するのがよいのでしょうか?

福永先生

一般的には生後3〜4カ月頃から評価と治療の検討が可能になります。特に生後3〜6カ月頃は頭の成長が活発で、変化が得られやすい時期とされているため、この時期に開始することで効果が期待されます。

編集部

子どもが嫌がらないか心配です。

福永先生

個人差もありますが、生後5〜6カ月頃から開始した場合は、ヘルメットを強く嫌がることは少ない傾向にあります。この時期はまだヘルメットそのものをあまり意識しにくいため、比較的スムーズに装着できるケースが多いのです。一方で、生後10〜11カ月頃になると視力や視野が発達し、周囲への関心が高まることで、ヘルメットの存在を気にして嫌がる様子がみられることもあります。そのため、装着のしやすさという点でも、早い時期からの開始が推奨されます。

編集部

月齢が進むと治療できませんか?

福永先生

月齢が進むにつれて頭蓋骨は徐々に硬くなるため、変化は出にくくなっていきます。そのため、早い時期ほど効果が得られやすい傾向がありますが、月齢が進んでいる場合でも状態に応じて対応を検討することは可能ですので、気になったらまずは相談することをおすすめします。

編集部

費用についても教えてください。

福永先生

ヘルメット治療は保険適用外の自由診療となり、費用はクリニックによって大きく異なります。治療内容や期間、期待できる変化について十分に説明を受け、費用も含めて事前に確認した上で、子どもに合った医療機関を選択することが大切です。

編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

福永先生

頭のゆがみは、日本の3〜4カ月健診でも多くの保護者が悩まれているテーマです。近年、日本の小児診療においても、頭の形を適切に評価し、必要に応じて指導や治療を行う重要性が広く認識されつつあります。多くの場合、向き癖の改善や体位の工夫などの生活指導が基本となり、子どもの成長に伴って自然に改善していくケースも少なくありません。一方で、状態によっては専門的な評価やヘルメット治療が検討されることもあります。保護者の皆さまの不安やお悩みが少しでも軽くなるよう、正しい情報のもとで安心して見守ってもらうことが大切です。気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

編集部まとめ

乳児の頭のゆがみは、外からの圧によるものが多い一方で、まれに病気が関係している場合もあります。気になる場合は早めに評価を受けることで安心につながり、適切な対応を選択することができます。特にヘルメット治療は開始時期が重要となるため、その子の月齢に合っているかどうか常に念頭に置いて判断するようにしましょう。

配信元: Medical DOC

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