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【闘病】小2の長男が泣きながら「死なんといて!」 32歳で告げられた『子宮頸がん』

【闘病】小2の長男が泣きながら「死なんといて!」 32歳で告げられた『子宮頸がん』

子宮頸(しきゅうけい)がんは、20代~30代の若い世代でも発症することがある病気です。主な原因は、HPV(ヒトパピローマウイルス/性行為で感染する一般的なウイルス)の持続的な感染とされています。3匹の子豚さん(仮称)が子宮頸がんと診断されたのは、2014年、32歳のとき。「妊娠したときに受けた検査がきっかけだった」そうです。シングルマザーとして子ども3人を育てるなかでの発覚でした。3匹の子豚さんに、発覚から診断、治療、そして現在の生活までの経緯について聞きました。

※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2026年1月取材。

3匹の子豚さん

体験者プロフィール:
3匹の子豚さん(仮称)

1982年生まれ、三重県在住。子宮頸がんと診断された当時は、シングルマザーとして子ども3人を育てていた。2014年12月、妊娠を機に受けた検査で子宮頸がんが発覚し、子宮を摘出する手術を受ける。現在は経過観察を続けている。

妊娠がきっかけで発覚した子宮頸がん

妊娠がきっかけで発覚した子宮頸がん

編集部

何がきっかけで、子宮頸がんが見つかったのでしょうか?

3匹の子豚さん

妊娠をきっかけに受けた検査で見つかりました。はっきりした自覚症状はありませんでしたが、当時の彼氏(現在の夫)が、においが気になると言っていましたね。私自身も、性行為のあとに少し出血があったり、性行為中に軽い腹痛を感じたりすることが気になっていました。ただ、それが子宮頸がんと結びつくとは思っていませんでした。妊娠していなければ、病院に行くことはなかった気がします。

編集部

子宮頸がんと診断されたとき、医師からはどのような説明がありましたか?

3匹の子豚さん

最初は「異形成(いけいせい/がんになる前段階の状態)か、初期の子宮頸がんだろう」という説明でした。当時は妊娠していましたが、いろいろな事情で中絶手術を受けることになりました。
最初の病院では、「異形成だと思うので、術後に生理を一度待ってから総合病院を受診してください」と言われました。受診した総合病院でも、最初は初期だろうということで腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を受けましたが、そのときに取った細胞の検査で、もう少しステージが進んでいることが分かったのです。
追加の検査としてPET検査(ペットけんさ/がん細胞に集まる性質の薬剤を使い、全身のがんの広がりを調べる検査)などをしました。検査から2週間後、全身麻酔で、子宮と腟の一部、さらに関連するリンパ節もまとめて取り除く広汎子宮全摘術(こうはんしきゅうぜんてきじゅつ)を受けました。卵巣は両方残っています。

編集部

手術後は、どのような経過をたどったのでしょうか?

3匹の子豚さん

抗がん剤などの追加の治療は必要なく、特に服薬もなく、手術のみで済みました。私の場合、5年生存率は98%(※)と説明を受けました。術後は、3カ月ごとの検診を2年、半年ごとの検診を3年、その後は1年に一度の検診を5年間続けました。
現在は、総合病院から紹介してもらった個人病院で、1年に一度の検診を続けています。

※本人のステージ(初期段階)について、当時医師から説明された数値です

むくみや排尿障害は残るも、普段どおりの生活に

むくみや排尿障害は残るも、普段どおりの生活に

編集部

がんと判明したときの心境を教えてください。

3匹の子豚さん

「自分が、がん?」と思いました。当時は「がん=死」としか頭になかったので、数年は不安で仕方なかったですね。

編集部

治療中や、これまで心の支えにしてきたものは何でしょうか?

3匹の子豚さん

子どもです。当時小学2年生だった長男には、病気のことも多少は話していました。「まだ小さいし、あまり分からないだろう」と思っていたのですが、長男が泣きながら私に「死なんといて!」と言って……。その言葉は、今もずっと覚えています。

編集部

発症後、生活にはどのような変化がありましたか?

3匹の子豚さん

むくみや、尿が出にくいといった排尿障害は多少あります。長時間、車で移動すると足がとてもだるくなるので、医療用の着圧ソックスを履くなどして対処しています。今は体調に気を付けながら、普段どおりの生活を送っています。

配信元: Medical DOC

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