怒り爆発、取った行動は
その態度に怒りのメーターが一気にぶち上がった友梨さんは思わず「ごめんじゃねーよ! 全く悪いと思っていないくせに」と近くにあった枕を思い切り美帆子さんに投げつけました。「そしたら『ふざけんなよ! 純一さんを取られて惨めな女!』と私に枕をぶつけ返してきたので『もう二度と私と純一に関わってこないで!』とまた枕をぶつけてやりました」
すると美帆子さんは「あんなつまらない男もうどうでもいいし、こっちから願い下げだわ」と自分のバッグを掴むと部屋を出て行ったそう。
「その晩、夫婦で話し合い『これからはどんなことでも正直に話して、相談する』と約束してもらいました。純一は『自分の弱さのせいで美帆子さんを付け上がらせてしまい、結果友梨ちゃんに尻拭いまでさせてしまった。これからはもっと強くなってしっかり家族を守っていこうと決心したから』と深く反省していましたね」
風の噂で聞いた、友人のその後
それ以来、美帆子さんとはもちろん連絡を取っていませんが共通の友人から風の噂で……。「地元の幼馴染と結婚したみたいなんです。正直ホッとしましたね。お酒を飲み過ぎてしまうのも、人の夫に手を出してしまうのも、寂しさも原因な気がするので、彼が心の穴を埋める存在になってくれたらいいなと思いました。もう美帆子と関わり合うのはごめんですが、不幸になってほしいわけではないので」と苦笑いする友梨さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

