
中古スマートフォン・タブレットの買取・販売を手がけるMASATOMIは、6月8日(月)、宮城県東松島市の矢本西小学校・赤井南小学校の2校にて、SDGs出前授業「捨てない選択が地球を救う!~使わなくなったスマホにも、まだ旅がある~」を実施した。
同授業は、国立大学法人東北大学大学院国際文化研究科およびSDGs未来都市の東松島市が主催する産学官連携プログラムの一環として行われ、小学4年生合わせて95名が参加したという。
授業で「限られた資源を大切に使い続ける」を伝える
MASATOMIは2006年の創業以来、「不要になったものに再び価値を」を信条に、中古スマートフォン・タブレットの買取・販売を通じて資源循環型社会の実現に取り組んできた。
年間15万台以上の中古端末を取り扱い、国内のみならずドバイ(UAE・アラブ首長国連邦)の拠点を通じて世界各国へリユース端末を届けている。
創業20周年を迎えた今年、「事業そのものが体現してきたSDGsの価値を、次世代を担う子どもたちに直接伝えたい」という思いから、東北大学大学院国際文化研究科劉庭秀研究室と東松島市が2019年から継続実施している「SDGs出前授業」プログラムへの参画を決定した。
同プログラムは、東日本大震災の被災地である東松島市の小学校を対象に、大学・自治体・民間企業が連携して実施する体験型授業。震災を乗り越え、復興を遂げたまちの子どもたちに「限られた資源を大切に使い続ける」というメッセージを届ける、社会的意義の大きい取り組みだ。
今年度は、市内7つの小学校から約275人の児童が参加予定で、MASATOMIはその初日となる6月8日(月)の2校を担当した。
スマホ君の旅を体験&都市鉱山をプリント配線板で学ぶ

授業は、家の引き出しで眠っていた「スマホ君」を主人公にした紙芝居形式のストーリーテリングで展開。
「1. 捨てられそうなスマホ君」、「2. きれいにして次の人へ(リユース)」、「3. 世界へ旅立つ(パートナーシップ)」、「4. 最後は資源として生まれ変わる(リサイクル)」という4つの章立てで、中古端末が辿る「第二の人生」を物語として伝えた。

スマートフォンを分解すると現れるプリント配線板の実物を間近で観察し、「この中にどのような宝が隠れているのか」をクイズ形式で考察。スマートフォンには、金・銀・銅やレアメタルといった貴重な金属が含まれており、使わなくなった端末を集めれば貴重な資源となる「都市鉱山」の考え方を学んだ。
基板を間近に見て「キラキラしてる!」「金色がある!」と声をあげる場面が随所にみられ、「都市鉱山」という言葉を初めて知った子どもたちが熱心に聞き入る姿が印象的だったそう。
