「急性心不全の予防」についてよくある質問
ここまで急性心不全の予防について紹介しました。ここでは「急性心不全の予防」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
心臓に良いトレーニングや運動はありますか?
佐藤 浩樹 医師
急性心不全を予防するためには、心臓に過度な負担をかけずに持久力を高める適度な運動が有効です。代表的なのは、ウォーキング、軽いジョギング、水中運動、サイクリングなどの有酸素運動で、一定のリズムで呼吸と心拍を保ちながら行うことが大切です。毎日20〜60分を目標としましょう。ただし、急に激しい運動を始めると逆に心臓に大きな負荷をかけるため、まずは医師に相談し、自分の体力や基礎疾患に合った強度を確認することが重要です。また、運動中に胸の痛みや強い息切れ、動悸などが出た場合は直ちに中止し、医療機関を受診しましょう。
まとめ
急性心不全を予防するには、日常生活の中で心臓への負担を減らす対策が欠かせません。減塩を基本としたバランスの良い食事、禁煙、節酒は必須の生活習慣です。さらに、有酸素運動を継続することで、リスクを下げることができます。予防は可能ですので、一度、自身の生活習慣を見直してみてください。

